LGエレクトロニクス・ジャパンは5月17日、有機ELテレビの2021年ラインアップとして全3シリーズ10モデルを発表した。5月下旬より順次発売する。
有機ELテレビの新モデルとして、色の再現性と明るさがさらに向上した次世代有機ELパネル「LG OLED evo」を採用した「OLED G1」シリーズを始め、スリムな筐体から前方にクリアな高音質を届ける「ディンプルスピーカー」を搭載し、豊富なサイズラインナップが特長の「OLED C1」、Dolby VisionIQとDolby Atmosに対応した高画質・高音質なスタンダードモデル「OLED A1」の計3シリーズを展開。83型の大画面から、個視聴にも対応する48型まで5サイズをラインアップする。
OLED G1/OLED C1シリーズは、映像エンジンに人工知能を統合させたAI対応映像エンジン「α9 Gen4 AI Processor 4K」を搭載。何百万もの映像ソースを学習したAIプロセッサーが第4世代に進化した。サウンド面では、映像のジャンルをAIが分析し、それぞれに合わせてバーチャル5.1.2chサウンドに変換する「AIサウンドプロ」などを搭載する。なお、OLED A1シリーズは「α7 Gen4 AI Processor 4K」を搭載する。
上下左右に振るとカーソル&スクロール操作が可能な「マジックリモコン」と、webOS 6.0を採用し、よりスムーズにVODサービスやインターネットにアクセスが可能。ゲームプレイにおいても、HDMI 2.1で指定されたeARC、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)をサポートしており、2020年発売の最新ゲーム機にも対応する。
OLED G1シリーズは、壁面に隙間なく密着させて設置できる「ギャラリーデザイン」を採用。壁面のない場所でもスタイリッシュに設置できる「ギャラリースタンド」(FS21GB)も別売りで販売する(実売価格4万4000円前後)。
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