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Apple Musicがロスレスオーディオ&Dolby Atmosによる空間オーディオに対応

2021年05月18日 01時45分更新

 アップルは17日(現地時間)、Apple Musicの7500万以上の楽曲について、ロスレスオーディオで利用できるようになると発表した。実際の開始は6月の予定。Apple Musicのサブスクリプションサービスに加入しているユーザーは、追加料金無しで利用できる。

 用いられるフォーマットはALAC(Apple Lossless Audio Codec)で、アップル製デバイスでは16bit/44.1kHzのCD品質から最大24bit/48kHzまで再生可能で、さらに最大24bit/192kHzのハイレゾ品質でも用意され、別途機器を用いることで楽しむことができる。

 ロスレスオーディオで再生するには、「設定」→「ミュージック」→「オーディオの質」で設定することで可能。接続時のネットワーク(モバイル通信、Wi-Fi)やダウンロードなど状況によって品質を設定できる。

 また、今日からはApple MusicにDolby Atomosによる空間オーディオが導入。アップルのH1チップ/W1チップを搭載したAirPodsやBeats製ヘッドホンなどにおいて、さまざまな方向から音が聞こえるような音楽体験が可能になる。

 こちらもサブスクリプションサービス加入者は追加料金は不要で、開始時点でヒップホップ、カントリー、ラテン、ポップ、クラシックなどのジャンルの数千曲が用意されており、今後も追加予定。Dolby Atomos対応のアルバムについては、詳細ページにバッジが付いているので、簡単に見つけるようになっている。

 

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