運転に不安を覚え、自腹でレインボーモータースクール和光が実施するペーパードライバー教習を受けることにしたASCII自動車部のゆみちぃ部長こと、純情のアフィリア所属の寺坂ユミさん。1時限目の所内教習も無事に終えて、遂に一般道での公道教習に挑みます。なお取材・撮影は全て教習が修了してから実施したほか、ソーシャルディスタンスを保つなど、新型コロナウィルス感染拡大防止に努めて行ないました。
ついに本番! 緊張の路上教習が始まる
教習開始を待つゆみちぃ部長。その小さな背中からは不安のオーラが漂っています。というのも、ゆみちぃ部長が運転免許を取得した地方の合宿免許場は、郊外で車の往来が少なかったから。ですが、今回教習を受けているレインボーモータースクール和光は、近くに大宮バイパスが通っていて首都高のインターもあるので交通量の多い場所。しかも大型トラックが頻繁に通る場所だったりもします。「私が通っていた合宿免許場の近くに、こんなトラックは通っていませんでした」と不安を隠せないゆみちぃ部長。
しばらくすると、杉山指導員が笑顔で登場。「リラックスして頑張りましょう」と、ゆみちぃ部長に声をかけられます。まずは教習原簿を渡して、苦手な箇所を再確認する杉山指導員。ゆみちぃ部長は市街地の走行が苦手で、あと追い越しも苦手のようです。
今回も教習車はAT仕様のHonda「グレイス」。前回と同様、177のゼッケンがつけられたAT20号車になります。教習車につきましては、前回の記事で触れていますので割愛します。
まずは教習所の外へ向かうことに。一時停止して、左を見て、右を見て、歩行者がいないことを確認。そのまま公道へ合流。見ているスタッフもドキドキです!
公道を走りながら、その時々で注意するべきポイントを教えてくれます。たとえば路肩にクルマが停まっていたとき、単に避けるのではなく、後方確認をし、ウインカーを出して、そしてひょっとしたら停車しているクルマの前から人が飛び出すかも、といった予測運転についてのことなど、事細かに、優しい言葉で説明されます。走行中は常に、右を見て、左を見て、を繰り返すゆみちぃ部長。自分の操作で、交通量の多い場所を走ることで、自信をつけていったようです。
また大通りでは、車幅と車線について、考えながら走ります。車線の中央を走るのには、白線がどの位置にあったらいいのか、というのは前回の所内教習で学んだこと。それを実践しながら、復習していきます。そして車道を走る自転車やバイクなどの場所や動きを予測しながら走行することを心がけます。
路上教習では狭い住宅街のような場所も走行。「教習所内でクランクを走っているとき、こんな道なんてあるわけない、と思っていたのですが、住宅街を走行して車幅感覚の大切さや、車両コントロールに重要なんだなと理解できました」とゆみちぃ部長。
そして最後に、車庫入れの実践。教習車の間に綺麗に止めて、50分の教習は終了しました。
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