レコードの音質を初体験!
歌手の上野優華さんと、話題の面白いものを試してみる本連載。今回のテーマは「レコード」です。1998年生まれの上野優華さんは、幼い頃からデジタルが身近にある世代。「レコードで音楽を聴く」という体験をしたことがなく、その音質に、以前から興味を持っていたのだそう。
レコードとお酒が楽しめる新宿三丁目のバー「BAR rpm」に取材協力をしていただき、マスターの小泉氏の解説を受けながら、レコードの音質を体験してもらいました。
BAR rpmは1970〜90年代のロックを中心に、ソウル、ブルース、ジャズ、フュージョン、ブラジリアンなどを中心に、およそ2000枚のアナログレコードを取り揃えるレコードバーです。
マスターの小泉氏は20代からレコードの収集を始め、その音質に夢中になっていったそう。いつしか、こだわりの機材でレコードを流す自分の店を持ちたいと思うようになり、2014年にBAR rpmをオープンしました。
機材はプレーヤーにリンの「LP12」を2台、アンプにアキュフェーズ「P300S」とマッキントッシュ「MC275」を、スピーカーにJBL「240Ti」とソナス・ファベール「Minima Vintage」を採用。
レコードファンも納得のこだわりの機材で、心地よく音楽を楽しめる空間となっています。
レコードってなんでいい音に聞こえるの?
まず試聴したのは監督がマーティン・スコセッシ、主演がロバート・デ・ニーロのアメリカ名画「Taxi Driver」のサウンドトラックです。小泉氏の厚意で、アナログ版とCDをご用意いただき、比較するかたちで試聴させていただきました。
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