NTTコミュニケーションズは4月22日、在宅勤務環境などからでも社内業務システムやSaaSなど各種のICTサービスにセキュアに接続できるリモートアクセスサービス「Flexible Remote Access」を発表。4月23日より提供開始する。
同社の次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」(FIC)と組み合わせて利用し、パソコンなどの端末に専用のソフトウェアをインストールして自宅や外出先などのインターネット環境から接続する。FICポータルの設定のみでFICと簡単に接続でき、同サービスに接続された閉域網内の社内業務システムやクラウドサービスにも、リモートからアクセスすることが可能となる。
また、ウェブ会議や動画系アプリなど、パブリッククラウド環境で提供されるトラフィック容量が大きなサービスについてはインターネット経由で直接通信できる「スプリットトンネル機能」を備え、社内のインターネットゲートウェイ環境を逼迫させることなくリモートアクセス環境下での快適なレスポンスが可能となる。
従来の境界型セキュリティーの仕組みだけではなく、証明書認証や端末のインストールソフトチェックなどの多要素認証を標準的に提供するため、ゼロトラストネットワークに対応した、よりセキュアなアクセス管理が可能となるという。さらにファイアウォール、IPS/IDS(不正侵入検知・防御サービス)、URLフィルター、アンチウィルスなどのUTM機能も標準提供。ログ管理機能により、誰が・いつ・どのアプリケーションで、どこへアクセスしているかの把握も可能。
必要なID数に応じた月単位の契約となり、ビジネス環境が変化する際にもユーザー数の増減に柔軟に対応できる。
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