Connected Designは4月19日、ベルキンのメッシュWi-Fiルーター「Linksys VELOP」の取り扱いを開始したことを発表した。あわせて、本製品を導入する通信事業者向けに、同社独自のサービスとして、宅内の通信環境を遠隔で可視化する「リモートサポートツール」の販売を開始する。
メッシュWi-Fiとは、網の目(メッシュ)状に張り巡らされたWi-Fiネットワークで、メッシュネットワークは、Wi-Fiルーター(親機)と複数のノード(子機)で構成されている。
本製品は2階建て以上の一軒家や、広い間取りのマンションであっても安定した高速通信を実現するWi-Fiルーター。
特長としてネットワークに接続する各デバイスが常に最速のノードとの接続を選択する機能を持つほか、ノード間相互通信として使われる5GHz帯も使用可能となる「ダイナミックバックホール」機能を搭載。
またWi-Fiの電波の揺らぎを検知し、専用アプリを通じてユーザーに通知する機能も搭載されているので、外出時の防犯や遠隔地の高齢者の見守りなどに活用できるという。
なおリモートサポートツールでは以下の情報を可視化・遠隔操作できる。
・親ノードが取得したモデムのダウン/アップロードスピード、Ping(リアルタイム/推移(毎時))
・ネットワークに繋がっている端末一覧
・端末ごとの信号強度
・親機周辺のワイヤレスチャンネルの使用具合、干渉具合
・宅内トラフィックの推移(毎時)
・遠隔からのルーター再起動
デバイスは売り切り型商品となり、リモートサポートツールは月額費用が掛かる。詳細は要問い合わせとのこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります