その電話に出て大丈夫? 迷惑電話&SMSの傾向と対策「Whoscall」が教えます
迷惑電話が多い理由とその対策方法
これまで2回に渡って迷惑電話&SMSフィルタリングアプリ「Whoscall」を解説してきました。世界中で迷惑電話が増加しつつあり、どこの国でも対応に追われる中、台湾のGogolook社が開発したのが「Whoscall」です。台湾の天才IT大臣、オードリー・タン氏からもお墨付きをもらったこのアプリは、16億件もの電話番号データベースを持っており、65億回もの電話番号を識別してきた実績があります。
日本でも昔から迷惑電話は存在しますが、海外からかかってくることも多くなり、最近は日本国内の迷惑電話のうち25%が海外からだそうです。また、日本ではSMSを使った詐欺被害が拡大していることにいち早く対応し、「Whoscall」の日本版は世界に先がけてSMSフィルタリング機能を搭載しています。電話もSMSも油断できない時代になっているのです。
コロナ禍でこうした電話&SMSは増加の一途ではあるのですが、2020年、「Whoscall」はなんと25億回もの迷惑電話・SMSを識別し、2.8億回の詐欺電話・SMSを阻止しました。
詳しい解説は下記の記事で読むことができます。
第1回 さらば詐欺電話! 迷惑電話&SMSをフィルタリングする「Whoscall」でムダな時間を減らす!
第2回 創業者が語る迷惑電話撃退アプリ「Whoscall」が世界中でダウンロードされるワケ
今回は迷惑電話がかかって来る理由やいくつかの事例を元に、Whoscallを用いた対策方法を紹介します。
そもそもなぜ電話番号は漏洩するのか
日頃、プライベートでもビジネスでも電話を使ったコミュニケーションをしていると思いますが、突然の見知らぬ電話番号からの着信には身構えてしまいますよね。家族や友人の新しい番号や予約したお店のコールバックとかならよいのですが、関係のない迷惑電話に出てしまうと時間がもったいないですし、気分もよくありません。また、電話番号に送られてくるSMSでも、最近は迷惑メッセージが増えてきました。まずはこれらの迷惑電話&迷惑SMSの事例について解説します。
そもそも、誰にも教えてない番号なのになぜ迷惑電話がかかってくるのか不思議に思っている人も多いのではないでしょうか。実は、電話番号はいろいろなルートで出回っているのです。いろいろな会社やサービスに電話番号を登録していると、どこかが再利用してしまうことがあります。有名サービスを騙って個人情報を盗むフィッシング詐欺サイトに自分で入力してしまった可能性もあります。
本人がきちんと管理していても、企業側が情報漏洩を起こすことがあります。毎日のようにあちこちの企業が個人情報の漏洩事件を起こしているのです。つい先日も、Facebookから5億人以上の個人情報が漏洩したと報じられました。残念ながら、電話番号が出回ることを完全に止めることは難しい状況なのです。
迷惑電話ケース その1
セールス電話
迷惑電話のパターンをチェックしてみましょう。件数として多いのはセールス電話です。マンションや保険、ネット回線、電気・ガスなどの契約を勧めてくる営業活動です。興味がないのに話の最後まで付き合うのは時間の無駄です。しかし、相手もセールストークを磨いているので、なかなか口を挟ませてくれません。いきなり電話を切っても、回線状況の問題だと考えて、すぐにまた電話をかけてくることもあります。何とか謝って、あしらって、断って、電話を切ることになりますが、意外と疲れてしまうものです。
迷惑電話ケース その2
詐欺電話
もっと面倒なのが詐欺電話です。オレオレ詐欺や架空請求、給付金詐欺などが有名ですが、昨年からはコロナウイルスの影響のため、ワクチン詐欺などが実際に起きているようです。これらの詐欺は特殊詐欺と呼ばれますが、令和2年の認知件数は1万3526件、被害額は277.8億円でした。毎日7600万円もの被害が起きていることになります。
年齢別に見ると、65歳以上となる高齢者の被害が85.7%を占めています。そのため、高齢者世帯が詐欺電話などにダマされないように啓蒙活動が行なわれているのですが、詐欺師もそれに合わせて手口をアップデートしてくるのでいたちごっこになっています。高齢者をあの手この手で騙してくるので「気をつけてね」というだけでは防ぐことはできません。
迷惑電話ケース その3
非通知電話
では、非通知や知らない番号から電話がかかってきたら、どうすればいいのでしょうか。一切出ない、というなら被害は回避できます。しかし、仕事の取引先かもしれませんし、家族や友人が電話番号を変えたのかもしれません。口座を持っている銀行や証券会社、借りている住居の不動産会社、落とし物が届けられた警察署などからかかってくる可能性だってあります。一切出ない、というわけにもいかないでしょう。
何度も繰り返し電話してくる相手のみ出るという手もあります。確かに、このパターンだと知り合いだったり、緊急の案件である可能性が高くなります。しかし、ただの営業電話だったということもあるでしょう。
簡単な対策としては、着信を見てその電話番号をインターネットで検索することです。詐欺電話や有名な営業電話であれば、情報が見つかるはずです。また、飲食店や病院の番号なども、ネット上で見つけることができるでしょう。そうして、ネット上で情報が見つからない番号に折り返し電話をかけるなら、不要なセールス電話を回避できるかもしれません。
迷惑電話ケース その4
詐欺SMS
最近は、迷惑SMSも増えてきました。クレジットカードの再登録が必要とのことで個人情報を入力させようとするフィッシング詐欺や、宅配便の受取りが簡単になるからと便利アプリを装ったマルウェアをインストールさせようとする手口などが報告されています。使ってもいないウェブサービスやアダルトサイトの利用料金を請求してくる架空請求詐欺も定番です。
しかし電話と同じく、SMSをまったく受け取らないわけにはいきません。様々なサービスの本人認証や何らかの通知に利用されることが多いからです。
怪しいメッセージは表示しないとか、URLはうかつに開かないなど注意すべきですが、早朝寝ぼけていたり、お酒を飲んでいたりすると、警戒心が薄れてタップしてしまうことがあることでしょう。
迷惑電話&SMSフィルタリングアプリ「Whoscall」を使ったら
必要な電話にだけ出られるようになった
迷惑電話や迷惑SMSはなんとかしたいが、通常の電話やSMSはこれまで通り活用したい、というのであればアプリ「Whoscall」を利用しましょう。ダウンロード数が8000万回を突破しており、世界中で認められている人気の番号識別・迷惑電話/SMS対策アプリです。
iOS版は30日間無料で使える!
迷惑電話&SMSフィルタリングアプリ「Whoscall」
世界中の詐欺電話、迷惑SMSからスマホを守ってくれるフィルタリングアプリ「Whoscall」。全世界で8000万ダウンロードを達成、電話番号のデータベースは16億件を超える。その実力はGoogleの元CEOであるエリック・シュミット氏や、台湾の蔡英文総統のお墨付きであり、日本でも天才IT大臣として有名な台湾のオードリー・タン氏主導のもと、コロナ禍で増えた迷惑電話対策にも活用された。
16億件もの電話番号データベースを有しており、かかってきた電話番号を判別し、迷惑電話であるかどうかを通知してくれます。東アジアで最大の電話番号データベースを持っており、もちろん日本の番号にも対応しています。この膨大なデータベースを活用して、アプリ内の番号検索機能から日本のみならず世界中の電話番号をチェックすることができます。また、自分で設定した番号だけでなく、自動で迷惑電話をブロックする機能があり、大切な自分の時間を迷惑電話に奪われずに済みます。
初めてかかってくる電話でもデータベースに存在すれば会社名などが表示されるので、出るか出ないかの判断ができます。「迷惑電話」と表示されたら、即着信拒否すればいいだけです。着信履歴にも判別情報が表示されるので、折り返しの際にも参考にできます。
「Whoscall」は迷惑SMS対策もできます。「SMSアシスタント」機能で、フィッシング詐欺などのメッセージを検出して分類してくれるのです。「儲かる」や「不労所得」「闇バイト」といった怪しいキーワードを登録して、キーワードでフィルタリングすることもできます。迷惑メッセージに振り分けられなかったメッセージであれば、必要な情報である可能性が高いというわけです。
「Whoscall」をインストールしておけば、迷惑電話や迷惑SMSをフィルタリングできるので、被害に遭うこともなく快適です。重要な連絡を逃さず受け取れるのもありがたいです。
価格は月額350円で、年払いだと割安になって3000円で済みます。iPhoneであれば、1ヵ月の無料トライアルも可能です。迷惑電話や迷惑SMSに悩まされている人はぜひ試してみることをオススメします。
PR:Gogolook
週刊アスキーの最新情報を購読しよう