Magic Momentは4月13日、シリーズAラウンドとして既存投資家であるDCMベンチャーズ、DNX Venturesを引受先とした第三者割当増資を実施し、三井住友銀行および日本政策金融公庫からの借入と合わせて総額およそ6.6億円の調達を発表した。
同社は営業支援SaaS「Magic Moment Playbook」を提供する。Magic Moment Playbookでは、営業のプロセスや顧客エンゲージメントを可視化し、蓄積したデータ分析を通じて最適なアクションを提案するサービス。営業チームにおける過去の成功事例をもとに、「導入を決定するために電話しましょう」「決裁の状況を確認するためにビデオ会議をしましょう」などといった提案を行なうことで、顧客エンゲージメントおよび顧客価値最大化を支援。
CRM(顧客管理)やMA(マーケティングオートメーション)との連携を通じてリアルタイムで情報を同期し、それぞれのツールをより効率的かつ効果的に利用する機能を持つ。さらに同社では、人員を導入企業の営業メンバーとして派遣し、顧客エンゲージメントを起点とした営業組織づくりやオペレーション設計などを企業内部から支援するサービスも提供する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります