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SIGMA 「fp L」 実機レビュー = 世界最小ボディに最高6100万画素でEVFまで登場だ!! - 週刊アスキー

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ASCII Power Review

第123回

あの世界最小フルサイズ・ミラーレス「fp」に上位モデル登場

SIGMA 「fp L」 実機レビュー = 世界最小ボディに最高6100万画素でEVFまで登場だ!!

 ISO感度は常用が100~25600、拡張で最高102400まで設定が可能である。画質は高画素なぶん無印「fp」よりは多少劣る感もあるが、それでもISO6400程度までは上手く処理されていて安心して常用することはできる。

 ただしjpegでは、撮影時にノイズ処理の強弱を設定することはできない。特にISO12800を超えたあたりからのノイズ処理は少し強めに感じるので、自分好みに仕上げたいときはRAWで撮影し現像時に調整したほうがいいだろう。

感度別に撮影した画像の一部を等倍に拡大して比較。写真左上からISO800、ISO1600、ISO3200、ISO6400、ISO12800、ISO25600。使用レンズ65mm F2 DG DN・絞りF5.6・ホワイトバランスオート。

ISO6400で撮影。多少ノイズ処理の影響も感じるが、それでも解像感は十分保持されている。使用レンズ65mm F2 DG DN・絞りF2・シャッタースピード1/320秒・ISO感度6400・ホワイトバランスオート。

 なお拡張感度では複数の画像を合成してISO6~80の低感度で撮影できる機能も引き続き搭載されている。

ISO12800で撮影。ノイズは目立たないが、少し解像感の低下を感じる。使用レンズ65mm F2 DG DN・絞りF11・シャッタースピード1/40秒・ISO感度12800・ホワイトバランスオート。

ISO12800で撮影した作例をjpeg(写真左)とRAWから現像時にノイズ処理を控えめにして変換した画像(写真右)を比較してみた。多少ノイズがあるが解像感重視したいならRAW現像のほうがいいだろう。

最低感度のISO6で撮影。三脚を使用した風景などで活用できる。使用レンズ65mm F2 DG DN・絞りF16・シャッタースピード1/4秒・ISO感度6・ホワイトバランスオート。

 外観周りを見ていくと、操作ボタン類の配置は変わらないが、背面ダイヤルのクリック感を強めにしたり、「MODE」ボタンの突起を少なくしたりなどの改良が施されている。またUSB端子では従来の充電にくわえ給電にも対応。モバイルバッテリーを利用すれば動画やインターバルなど屋外での長時間の撮影も安心だ。

 昨年話題になったWebカメラとして使用する際も、ケーブル一本で映像と音声、電源供給がまかなえるのは便利である。

シンプルなボタン配置で大きな静止画と動画の切替スイッチが特徴的。

背面のボタン配置は独特なので少し慣れが必要。撮影の測距点選択や再生の画像送りなどはタッチで操作ができるが、メニュー画面でのタッチ操作は不可。

USB-C端子は給電が可能に。EVFなどのアクセサリーを装着する際は、中央の端子カバーを外すので、無くさないように注意したい。

引き続きストロボの使用も可能だが、同調速度は1段分遅くなっている。

 外部ストロボも従来どおり付属のホットシューユニットで使用可能。ただし同調速度1/15秒以下(14bit RAWでは1/10秒以下)と1段ほど遅くなっている。

最高画素なのに最小サイズ
おカメラファンは必買なのだ!!

 6100万画素という高解像度なのに手ブレ補正が非搭載なのは気になるところではある。「Iシリーズ」のレンズも手ブレ補正は非搭載だ。やはり油断して雑に撮影しているとブレが目立つこともあった。しかし基本通りシャッタースピードは1/焦点距離秒以上を意識し、それよりスローシャッターになるなら、しっかりホールドできるように手すりや壁に寄りかかるなど創意工夫すれば思いのほか対処することはできる。

焦点距離65㎜でシャッタースピード1/15秒と、手ブレにはギリギリの状況。できるだけ安定するように膝を付いて撮影してみたところ、なんとかブレずに撮れた。使用レンズ65mm F2 DG DN・絞りF2.5・シャッタースピード1/15秒・ISO感度100・ホワイトバランスオート。

 電子シャッターのみなので、動いている被写体の歪みや、光源によっては高速シャッターでフリッカーが発生することもあるが、あらかじめ理解しておけば被写体を選んだり設定を変更すればいいだけである。

 決して万能ではないが、他の機種では味わえない撮影体験が6100万画素で楽しめるようになったわけで、カメラマニアならきっと満足できる逸品に仕上がっている。EVFと一緒に買うべし。

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