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HUAWEI Mate 30 Pro 5Gの2つのカメラで同時にビデオ撮影ができる「デュアル表示」で撮影してみよう!

2021年04月07日 10時00分更新

 HUAWEI Mate 30 Pro 5Gのカメラには、たくさんの撮影モードが搭載されています。今回は「デュアル表示」というモードを試してみました。

「デュアル表示」とは、フレームを2分割して、2つのカメラで同時に動画が撮れる機能。HUAWEI Mate 30 Pro 5Gのアウトカメラは4眼(メイン+超広角+望遠+3D被写界深度)ですが、このうちメインと超広角が使われます。超広角の画角は固定で、メインは2~10倍のデジタルズームが使えます。つまり、広い風景を撮影しつつ、主要被写体にズームアップできるわけです。

カメラを起動して「その他」→「デュアル表示」から起動できる

縦向きで撮影する場合、超広角(この画面では下)のフレームのほうが若干広い。メイン(この画面では上)は、まず2倍で表示され、最大10倍のズーム操作が可能。なお、どちらかのフレームをダブルタップすると上下が入れ替わる

 もちろん横向きでも撮影でき、縦向きで撮影する場合と同じようにメインカメラ側はズーム操作が可能で、ダブルタップでフレームを切り替えられます。

横向きで撮影すると、フレームを左右に分割した動画を撮影できる

 なお、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gのカメラは4Kおよび60fpsでの動画撮影に対応していますが、「デュアル表示」では、解像度はフルHD(1080p)、フレームレートは30fpsに固定されます。

「デュアル表示」は1080p(30fps)で撮影される

 では、実際に撮影した動画作例をご覧ください。

 「デュアル表示」はさまざまな行事やイベントなど、その場の雰囲気を記録したいがアップも捉えたい、という状況で重宝しそうです。お子様がいらっしゃる方は、運動会や発表会などでも役立つことでしょう。縦向きに撮影した動画は、「TikTok」や「Instagram」の「ストーリー」とも相性が良さそうです。

 残念なのは「デュアル表示」で撮影した動画は、1つの動画ファイルとして保存され、分割できないこと。それぞれのカメラで撮った2つの動画も独立して保存できれば、さらに便利なのになぁと思ったりしました。筆者は、かれこれ1年、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gを使っていますが、「デュアル表示」で撮影したのは数回程度。便利だと思いつつ、積極的に使う気になれないのは、そこがネックになっているような気がします。

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