大和ネクスト銀行は3月29日、「ビジネスパーソンの健康と健康寿命に関する自己評価」調査結果を発表した。身体の健康などに関するアンケートのほか、「テレワークでストレスを感じる同僚・上司の振る舞い」として「あいまいな指示出し」がトップになっている。
ビジネスパーソンの心身の健康に関する意識と実態を探ることを目的として3月5日~3月8日の4日間、全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソンを対象とした調査。有効サンプル数は1000名。
身体的な健康に関しては、「健康である/まあ健康である」は81.6%となり、多くのビジネスパーソンが、からだの健康に自信を持っていることがわかった。昨年と比べると大幅に増加しているという。
心の健康に関しては、健康だと考える人は75.2%となり、身体の健康に比べて低い回答となっている。なお、昨年と比べると増加しているものの、50代では減少しているという。
健康のための取り組みとしては「睡眠時間をしっかり確保」が「運動・スポーツをする」を抜いてトップとなっているのが注目だが、健康づくりのために使っているお金は平均3673円なのに対し、ストレス解消に使うお金は平均6443円となっている。
ビジネスパーソンの未来の医療にかける期待度を「オンライン診療の普及」「リテール・クリニックの普及」「AI診断の普及」「治療用アプリの普及」の4項目に付いての設問では、半数程度が若い世代では期待している人が多い一方、年齢が上がると期待していないという回答となった。
テレワークが普及したことによって、心身の不調が増加したかについては、目の疲れや肩こり、腰痛といった回答が多く、出社していた時よりもより生活や作業姿勢なども問題になっているようだ。
とくにテレワークにおけるストレスとして、「あいまいな指示出し」がトップとなっており、上司や同僚とオンラインのコミュニケーションが問題となっていることがうかがえる。
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