デルは3月26日、ハイブリッド管理機能を備えるクライアント コンピューティング ソフトウェア「Dell Hybrid Client」の提供を開始した。
デルの一部のモバイルおよびデスクトップPCに対応した一元管理型クライアントソフトウェアソリューション。パブリッククラウドやプライベートクラウド、ユーザーのデバイス上など格納されている場所に関わらずアプリケーションやデータへのアクセスを提供。
シングル サインオンで利用を開始すれば、パーソナライズされたデスクトップ環境やクラウドなど、すべてのアプリケーションをユーザーに表示。数千名規模の従業員のセキュリティーを拡張しつつ、システムロックダウンやセキュアブート、ユーザーファイル暗号化などで従業員と企業のデータを保護。
CitrixやVMware、Microsoftなど各種ストレージロケーションからウェブおよび仮想アプリケーションへの安全なアクセスを提供し、ZoomまたはMicrosoft Teamsクライアントをローカルで実行するためITインフラへの負担を軽減できる。
Wyse Management Suiteのマルチクラウドベンダー(Google Cloud、Microsoft Azureなど)からのサポートとシームレスな統合が行なわれるほか、ユーザーにプロアクティブな解決策を提供するProSupportに対応。自動アラートおよび問い合わせの起票、リモート診断、ProSupportエンジニアへのアクセスにより、ダウンタイムはほとんど発生しないという。
「OptiPlex 7090 Ultra」「OptiPlex 3090 Ultra」「Wyse 5070」のほか、発売予定の「Latitude 3320」などの同社PC、VDI、モバイルの各種フォームファクターで利用可能。価格はプロサポート付き1年間のサブスクリプションで1シート7150円。
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