パワフルなマルチスレッド性能、グラボ増設で強烈パワーアップ!
ベンチマークテストで性能を確認しよう。GPUを利用しないCINEBENCH R23以外は、標準の状態とGeForce RTX 2060 SUPER(8GB)搭載カードを増設した状態でもテストした。
CINEBENCH R23のCPUスコアは8642pt。最新のモバイルノートPCで採用例の多いCore i7-1165G7(開発コードネーム=Tiger Lake-U)搭載機ではだいたい5000pts前後であることを考えると1.7倍前後のスコアだ。8コア16スレッドCPUの性能をしっかり発揮できている。
標準ではグラフィックス機能にCPU内蔵GPU(Intel UHD Graphics 630)を利用するため3D描画性能はさすがに低く、正直ゲームに適しているとは言いがたい。ただ、この状態でもLightroom ClassicのRAW現像、Premiere Proでの動画編集などもサクサクできる。テレワークでの日常的な作業はもちろん、クリエイティブ作業が含むケースでも文句なしの性能だろう。
ここにビデオカードを増設すると、3D描画性能は格段に伸びる。FINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマークでは4K解像度の最高品質でも「とても快適」評価だ。
レインボーシックスシージでは、最低フレームレートが280fps超え、高リフレッシュレートのディスプレイと組み合わせれば240Hz張りつきプレイが可能なレベルになった。
描画負荷が高いFarCry NewDawnでもフルHDの最高品質でらくらくと最低80fps以上をクリアした。最新のヘビー級タイトルも余裕でプレイできるだろう。
自宅での長時間利用を考えると省電力、静音性も大きな魅力
高性能な小型PCやゲーミングノートPCでは動作音が気になることもあるが、本製品はいたって静か。アイドル時でも動作していることがわかる程度の音はするが、高負荷時でもあまり大きくなることはない。
さすがにビデオカードを搭載する場合はその冷却設計に左右される部分はあるが、サイドがメッシュパネルになっていることもあってビデオカード装着時でもエアフロー効率は良好。ゲームベンチマークを実行している間も十分静音といえるレベルの音にとどまり、快適に利用できた。
また、CPUとメモリーなどにノートPC向けのパーツを多用していることもあって、省電力性にも優れている。
在宅時間のPCライフをグッと豊かにするコンパクト機
XPG GAIA Mini PCの魅力を改めておさらいしてみよう。まずはIntel NUCベースのコンパクトでクールなデザインの筐体ながら8コアの高性能CPUを搭載し、メモリーやストレージ容量の余裕がある基本仕様。そして豊富なインターフェース。Thunderbolt 3やSDメモリカードリーダーの標準装備はクリエイティブにも便利だ。
さらにM.2 SSDやビデオカードを拡張する余地があること。特にビデオカードの性能はゲーム体験に直結するだけにゲーム用途ならばぜひとも自分の好きなボードを追加して使いたいところ。ベアボーンがベースなので、小型でも内部へのアクセスが容易で、増設や交換を自分でしやすいようになっているのもうれしい。
新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、テレワーク、オンライン学習だけでなく、娯楽のオンライン化も進み、私的な時間においても家庭でPCを利用する機会も増えている。性能の良いPCがあれば在宅時間が確実に豊かに過ごすことができる。
そうした視点で考えてみると、性能が良いことに加えて、コンパクトで場所をとらず、動作音が静かで、省電力で長時間利用でも電気代がかさまないGAIA Mini PCのメリットは大きい。ビジネスだけでなく、クリエイティブやゲームも快適に楽しめる新しいPCの導入を考えている方は、XPG GAIA mini PCを検討してみてはいかがだろうか。
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(提供:エイデータテクノロジージャパン)
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