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5LサイズのミニPCでCore i9&グラボ追加可のハイパワー! テレワークからゲームまで使える「XPG GAIA Mini PC」

2021年03月24日 11時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集● ASCII
提供: エイデータテクノロジージャパン

パワフルなマルチスレッド性能、グラボ増設で強烈パワーアップ!

 ベンチマークテストで性能を確認しよう。GPUを利用しないCINEBENCH R23以外は、標準の状態とGeForce RTX 2060 SUPER(8GB)搭載カードを増設した状態でもテストした。

 CINEBENCH R23のCPUスコアは8642pt。最新のモバイルノートPCで採用例の多いCore i7-1165G7(開発コードネーム=Tiger Lake-U)搭載機ではだいたい5000pts前後であることを考えると1.7倍前後のスコアだ。8コア16スレッドCPUの性能をしっかり発揮できている。

CINEBENCH R23のCPUスコアではCore i7-1165G7(Tiger Lake-U)搭載機の1.7倍くらいのスコアだ

 標準ではグラフィックス機能にCPU内蔵GPU(Intel UHD Graphics 630)を利用するため3D描画性能はさすがに低く、正直ゲームに適しているとは言いがたい。ただ、この状態でもLightroom ClassicのRAW現像、Premiere Proでの動画編集などもサクサクできる。テレワークでの日常的な作業はもちろん、クリエイティブ作業が含むケースでも文句なしの性能だろう。

PCMark 10のスコア。標準でも優秀だが、ビデオカード装着時はクリエイティブ系のDigital Content Creationのスコアが大きく上がった

3DMark/Fire Strikeのスコア(標準)。Intel UHD Graphics 630だけにAAAタイトルのプレイは厳しい。また標準ではTime SpyやPort Royalは実行できなかった

 ここにビデオカードを増設すると、3D描画性能は格段に伸びる。FINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマークでは4K解像度の最高品質でも「とても快適」評価だ。

3DMark/Fire Strikeのスコア(ビデオカード装着時)。BattleField Vの1440p、Ultra設定で70FPS以上と推定されるスコア

3DMark/Port Royalのスコア(ビデオカード装着時)。DXR(DirectX Raytracing)対応テストでも優秀なスコア。美麗でリアルなグラフィックスを快適に堪能できる

Premiere Proでは4Kクリップ7本をエフェクトでつないでBGMを付けた約3分のプロジェクトをH.264で出力した。Lightroom Classicでは4240万画素のRAWデータ100枚に現像パラメータを設定してJPEG(品質80)で出力。それぞれかかった時間を計測した。上段の青が標準構成、下段のオレンジがグラボ装着時

標準構成でのFINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマークのスコア(1920×1080、標準品質)

ビデオカード増設時のFINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマークのスコア(1920×1080、標準品質)

ビデオカード増設時のFINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマークのスコア(3840×2160、最高品質)

 レインボーシックスシージでは、最低フレームレートが280fps超え、高リフレッシュレートのディスプレイと組み合わせれば240Hz張りつきプレイが可能なレベルになった。

ビデオカード増設時のレインボーシックス シージ(1920×1080ドット、画質:低)のスコア

 描画負荷が高いFarCry NewDawnでもフルHDの最高品質でらくらくと最低80fps以上をクリアした。最新のヘビー級タイトルも余裕でプレイできるだろう。

ビデオカード増設時のFarCry NewDawn(1920×1080ドット、画質:最高)のスコア

自宅での長時間利用を考えると省電力、静音性も大きな魅力

 高性能な小型PCやゲーミングノートPCでは動作音が気になることもあるが、本製品はいたって静か。アイドル時でも動作していることがわかる程度の音はするが、高負荷時でもあまり大きくなることはない。

 さすがにビデオカードを搭載する場合はその冷却設計に左右される部分はあるが、サイドがメッシュパネルになっていることもあってビデオカード装着時でもエアフロー効率は良好。ゲームベンチマークを実行している間も十分静音といえるレベルの音にとどまり、快適に利用できた。

 また、CPUとメモリーなどにノートPC向けのパーツを多用していることもあって、省電力性にも優れている。

システム全体の消費電力。高負荷時は、FINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマーク中の最高電力(標準構成時はフルHD・標準、ビデオカード装着時は4K・最高)

在宅時間のPCライフをグッと豊かにするコンパクト機

 XPG GAIA Mini PCの魅力を改めておさらいしてみよう。まずはIntel NUCベースのコンパクトでクールなデザインの筐体ながら8コアの高性能CPUを搭載し、メモリーやストレージ容量の余裕がある基本仕様。そして豊富なインターフェース。Thunderbolt 3やSDメモリカードリーダーの標準装備はクリエイティブにも便利だ。

 さらにM.2 SSDやビデオカードを拡張する余地があること。特にビデオカードの性能はゲーム体験に直結するだけにゲーム用途ならばぜひとも自分の好きなボードを追加して使いたいところ。ベアボーンがベースなので、小型でも内部へのアクセスが容易で、増設や交換を自分でしやすいようになっているのもうれしい。

 新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、テレワーク、オンライン学習だけでなく、娯楽のオンライン化も進み、私的な時間においても家庭でPCを利用する機会も増えている。性能の良いPCがあれば在宅時間が確実に豊かに過ごすことができる。

 そうした視点で考えてみると、性能が良いことに加えて、コンパクトで場所をとらず、動作音が静かで、省電力で長時間利用でも電気代がかさまないGAIA Mini PCのメリットは大きい。ビジネスだけでなく、クリエイティブやゲームも快適に楽しめる新しいPCの導入を考えている方は、XPG GAIA mini PCを検討してみてはいかがだろうか。

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(提供:エイデータテクノロジージャパン)

 

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