Squareは3月16日、クレジットカードやデビットカード、一部電子マネーから、レシートプリンター、POSレジとしての機能までを1台で担う決済端末「Square Terminal」の販売を開始した。
本製品は、主なキャッシュレス決済を受け付けることができ、暗証番号の入力や、レシート・領収書の発行が可能。なお電子マネーは、「Suica」などの交通系電子マネーと「iD」「QUICPay+」に対応している。
また端末にインストールされているソフトウェアは、各事業者の好みに合わせ、カスタマイズすることが出来、日々の業務をサポートする、リアルタイムの販売データの取得や在庫の管理、オンライン経由での見積書や請求書の発行および送信、従業員ごとに異なるアクセス権限の付与、従業員各自の売上や休憩時間の管理などを備える。
利用には、SquareのウェブサイトでSquare Terminalを購入し、アカウントの登録が必要。初期費用や月額使用料などの固定費は無料で、事業者の売上規模や業種に関わらず決済手数料は一律(決済方法によって料金は異なる)となっており、売り上げは最短翌営業日に振り込まれる。
事前に試験運用を行なった「永福食堂」では、レジを設置せず、各テーブル会計に、さらにレシートプリンター内蔵型のSquare Terminalに切り替えたことで、会計時の業務負担を減らすことに成功したとのこと。
Square Terminalの購入はSquareショップから。価格は4万6980円。
Squareは、既存のPOSレジアプリをはじめとしたソフトウェアとSquare Terminalを連携させることができる「Terminal API」も提供している。
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