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アウトドアで“電気”が使える楽しさを知る、「Anker PowerHouse II 800」屋外レビュー

2021年03月18日 11時00分更新

今回アウトドアに携行した家電、デジタル機器。ノートPC、HomePod mini、デジタル一眼レフカメラ、モバイルプロジェクター、トラベルクッカー、電動歯ブラシ、電気毛布、電気スタンド

 「Anker PowerHouse II 800」のサイズはおよそ幅300×奥行き185×高さ204mm。特別大きくない、3ナンバーの普通自動車に載せても、それほどスペースはとらない。

 仕事で使うノートPC、デジタル一眼レフカメラ、スマートフォンに加えて、「外で使えると楽しそうなもの/便利そうなもの」も一緒に車に積んだ。選んだのは、HomePod mini、モバイルプロジェクター、トラベルクッカー、電動歯ブラシ、電気毛布、電気スタンドだ。

バッテリー切れを心配しないで済むから
屋外でも安心して仕事ができる

13インチのMacBook Proなら、かなり長い時間使える

 屋外で仕事をする際に気になるのが、電源が確保できるかという点だ。昼は外でキャンプやバーベキュー、夜はペンションというスタイルでの宿泊なら心配は要らないだろうし、グランピング施設などにはAC電源が完備されているケースも多い。

カメラのバッテリーは外で充電が切れがちだが、「Anker PowerHouse II 800」があれば安心だ

 でも、「Anker PowerHouse II 800」があれば、そもそも電源があるかどうかを気にしなくてもいい。電源が切れそうなら、「Anker PowerHouse II 800」から再充電すればいいのだ。屋外での仕事なのに、電源、バッテリー切れの心配をしなくていいというのは、ものすごい安心感につながる。

かなり頑丈なので、ちょっとしたものを上に置いておけるのもうれしい

 ノートPCと同様、カメラも外でバッテリーが切れがちなデジタル機器のひとつ。多くのカメラマンは予備バッテリーを持ち歩くが、「Anker PowerHouse II 800」がある場合、バッテリーが切れれば、また充電してしまえばいい。

USB Type-C端子は、機器を接続すると自動的に給電モードになる

 多くのBluetoothスピーカーはバッテリーを内蔵し、屋外でも使えるようになっている。だが、その駆動時間は数時間程度であることが多く、ずっと音楽を流していると、2日間の外出には耐えられない。ノートPC、カメラと同様だが、「Anker PowerHouse II 800」があれば、Bluetoothスピーカーもバッテリー切れの心配は要らない。

火を起こさないで電気スタンドを使う

 キャンプの醍醐味のひとつといえば、「火起こし」ではないだろうか。錐揉みをして種火を作ってみたり、それを大きく育ててみたりすることは、文明の灯りに慣れ切った私たちに、火のありがたみや、非日常感を味わわせてくれる。

薄暗くなってきたので、電気スタンドをつけてみた。キャンプ場などでは、人工の灯りを嫌う人も多いので、周囲への配慮は必要となるが、暗い屋外での灯りって、頼もしいものだ

 が、今回は外で電気が使えることを楽しむことを優先しているので、灯りには、家庭で使っている電気スタンドを使う。屋外なのにコンセントにコードをさして、一発で辺りがパッと明るくなるのも、ものすごく非日常的であり、楽しい(キャンプサイトなどでは人工的な灯りを避けたいと思っている人も多いので、周囲の人には十分に配慮し、必要に応じて断りを入れよう)。

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