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アウトドアで“電気”が使える楽しさを知る、「Anker PowerHouse II 800」屋外レビュー

2021年03月18日 11時00分更新

「Anker PowerHouse II 800」をアウトドアに持ち出してみた

容量は21万6000mAh(778Wh)
大容量&高出力のポータブル電源

 この原稿は、「Anker PowerHouse II 800」を使って屋外で書いている。

 「Anker PowerHouse II 800」は、21万6000mAh(778Wh)という破格のバッテリー容量を誇るポータブル電源だ。

「Anker PowerHouse II 800(直販価格7万4800円)」のサイズはおよそ幅300×奥行き185×高さ204mm

 AC×2(合計最大500W)、USB Type-A×4(合計最大30W)、USB Type-C×2(合計最大120W)、シガーソケットDC出力ポート×2(合計最大120W)と、合計11ポート充電端子を搭載する。21万6000mAh(778Wh)というバッテリー容量は、2020年9月発売の「iPhone 12」を(理論値で)58回も充電できる。

USB Type-A×4(合計最大30W)、USB Type-C×2(合計最大120W)、シガーソケットDC出力ポート×2(合計最大120W)

 前回のレビューでは、自宅に常備しておくことで災害対策になることや、自宅でのさまざまな用途に活用できることを紹介した。

 今回は「Anker PowerHouse II 800」をアウトドアシーンに持ち出し、屋外で電気が使えることの可能性を探ってみる。

デイパックタイプのバックパックに入れたところ。この状態でしばらく持ち歩いてみたが、短時間の携帯なら苦にならない程度の重さだと感じた

「Anker PowerHouse II 800」があれば
外でも仕事ができるかもしれない

 少し前に、「ワーケーション」なる言葉が話題になった。その意味するところは、観光地などで、リモートワークを活用して仕事をすることで、「ワーク」と「バケーション」を掛け合わせた言葉である。

 「Anker PowerHouse II 800」を使うと、かなりの時間、ノートPCを駆動させられることは、前回の検証でわかっている。

「Anker PowerHouse II 800」を、車の後部座席に載せたところ

 このバッテリー容量を有効に使えば、ワーケーションというほど大げさではないが、それっぽいことができるのではないか。そう思った私は「Anker PowerHouse II 800」を車に積み、外で仕事をしてみることにしたのだ。

 人が「キャンプに出かけたい」と思うとき、そこには「あえてテクノロジーから離れ、自然の中で原始に近づいてみたい」という欲求がある気がする。だからこの試みは、まったくキャンプ的ではない。そしてワーケーションという言葉を使うほど、特別感はない。だから単純に、「屋外で電気が使える便利さを存分に楽しみつつ、原稿を仕上げること」が唯一のテーマだ。

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