週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Imperva、AWS Marketplaceにて「Imperva Cloud Data Security」の提供を開始

2021年03月12日 18時30分更新

 Impervaは3月12日、Amazon Web Services Marketplace(以下、AWS Marketplace)にて「Imperva Cloud Data Security」の提供を開始したことを発表した。

 現在、企業のデータ保存・使用形態は大きな変革期を迎えている。同社調査では、企業の96%はDBaaSを使用しており、ほぼ半数は自社データの75%以上をDBaaS環境に保存している。

 しかし、AWS DBaaSの初期設定ではデータの保護はできず、高いセキュリティー機能はDBaaSソリューションで使用されるインフラストラクチャーに限定されている。つまりAWS DBaaSネイティブのセキュリティー機能はOS、データベース技術は保護するが、企業データを保護できない問題が発生する。

 本製品は、企業のAWSのマネージドデータベース(DBaaS)内に保存されたデータのセキュリティー保護に特化したSaaSソリューション。MySQL、PostgreSQL、Microsoft SQL Server、MariaDB、Oracle、Amazon Auroraなど、Amazon RDSを通じて利用可能なあらゆるデータベースに対応するという。

 また本製品はSaaSソリューションなので、ソフトウェアのインストールは不要。数分であらゆるデータの保存場所とセキュリティステータスを明らかにし、セキュリティーポリシーの違反発生時には担当者に通知。また、セキュリティーのレビューやコンプライアンスの監査もサポートし、包括的なレポートの運用をいつでも行なうことが可能となる。

 その他、本製品は典型的なユーザー行動の基本的な理解を育み、非典型的・通常とは異なるアクティビティーを検知・通知することで、見つけづらいセキュリティー問題を特定。コンプライアンスの不備やデータの不正アクセスインシデントが発生する前に、問題を特定・解決することが可能となる。

  なお、本製品は30日間の無償トライアルを実施中。こちらから申し込みが可能。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります