ーー「ページスピード」って、どういうことですか?
櫻井「ページスピードは、Googleでの検索結果からサイトにアクセスしたときに、どのくらいの速度でサイトが表示されるかということです。
Googleはこの速度を重視していると推測しており、検索結果の表示順位にも影響すると考えています。ユーザビリティー的にも、表示速度は大変重要な要素ですよね?」
ーーつまり、早く表示されるサイトの方が、検索結果で上位になりやすいということですね。
櫻井「現在のスコアはSEO極で『35』なので、ここが『80』以上になるのが望ましいです」
ーーでもその対策って、記者の自分にはできないかなあ。技術部門にお願いしないと難しいと思います。
櫻井「そうですね。具体的には、サーバーの強化や、サイト自体の構造の見直しも必要になってくるのですが、貝塚さんは、ふだん記事を編集する際にコードを書きますよね?」
ーーそうですね。htmlで、テキストや画像の位置を調整したりはします。
櫻井「画像のサイズや登録数はコントロールできますか?」
ーー画像のリサイズや、どれくらい記事に入れるのか決めるのは、自分の仕事です。
櫻井「サイト自体の構造にかかわる部分だけでなく、記事ごとの画像の容量の圧縮を意識するだけでも、十分な対策になりますよ」
ーーあっ、そうか。画像を圧縮して、早く読み込めるようにすれば、サイトの表示速度は上がりますね! 自分でもできることが見つかりました。では、「スマートフォン向けmetaタグ設定」というのは?
櫻井「これは、主に『viewport』が設定できているかどうかを見ています。スマホやタブレットに対応させて、Googleが推奨しているレスポンシブデザインにするときに、html内のheadに記述します」
ーーなるほど。画像のタグは触ることもあるんですが、画像の並び方やサイズの調整、キャプションの調整をするくらいで、新たにコードを変えることはしていないんですよ。ここは、いずれ技術部門の人に相談してみたいと思います。
櫻井「インデックス数やドメインエイジ(ドメインの古さ)、ogpタグなど、他の重要な要素は、いいですね。検索エンジン最適化に関しては、テキスト内容を改修するような対策と比べて、すこし専門的な知識が必要になる部分なので、技術を担当する方と、じっくりお話しながら改修をしていくといいと思います」
ーーわかりました。記事に使う画像の圧縮は、すぐにでもできそうなので、実践してみたいと思います。
名取「コンテンツ強化と併せて、検索エンジン最適化もしてはじめて、SEO極〜KIWAMI cloud〜は本領を発揮するので、ぜひできる範囲から試していただきたいです」
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