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NEC提供の顔認証決済システム、浜名湖エリアで実証導入

2021年03月09日 13時00分更新

 NECは3月8日、静岡県が3月12日から開始する「海の湖」顔認証決済実証事業向けに、顔認証決済システムを提供し、静岡県の「観光デジタル情報プラットフォーム」への決済利用データの連携・蓄積を実現すると発表した。

 本実証事業では、事前にスマートフォンで本人の顔画像やクレジットカードなどの情報を登録することで、利用者は浜名湖エリアの宿泊施設、飲食店、観光施設など15施設で、NECの顔認証技術を用いた非接触の顔認証決済を利用できる。

利用イメージ

 顔認証を用いることで、クレジットカードやスマホの提示の必要がなく利便性の向上に期待できる他、金銭の受け渡しからの新型コロナウイルスの感染リスクの軽減にも期待ができる。また、なりすましが困難でセキュリティー面の安全性も高い。

 利用期間は3月29日まで。利用には登録をするためのカメラ機能を搭載したスマホと、顔登録サイトから利用規約への同意の上、登録完了が必要だ。登録可能なクレジットカードはVISA、Mastercard。なお静岡県民以外でも登録・利用が可能とのこと。
顔登録サイトはこちらから。

顔認証登録までの流れ

顔認証決済の流れ

 顔認証決済が利用できる施設は、舘山寺サゴーロイヤルホテル、山水館欣龍、KUSHITANI CAFÉ 舘山寺、うなぎ専門店の店 志ぶき、手打ちうどん権太、はまなこみんなのカフェ むらくしビーチ店、ライダースカフェはまなこ、弁天島山本亭、KAReN HaMaNaKoかんざんじ荘TERRACE & CAFÉ、よらっせYUTO 獲れたて市場、浜名湖遊覧船(フラワーパーク港、かんざんじ港、みっかび瀬戸港)、かんざんじロープウェイ、はままつフラワーパークとなっている。

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