オージス総研は3月4日、クラウド環境およびオンプレミス環境でマイクロサービスアーキテクチャーシステムの開発経験に基づき、システムのコンテナ化やクラウドネイティブ化を支援するサービスを強化していくと発表した。
同社は、コンテナオーケストレーション「Kubernetes」について、管理団体であるCloud Native Computing Foundation(CNCF)より高度な技術力とノウハウを認められ、Kubernetes認定サービスプロバイダ(KCSP)を取得している。また、レッドハットが推進するRed Hat技術認定とセットになったRed Hat Kubernetes Operator Projectにも創立メンバーとして参画しており、アセスメントやテクノロジーのノウハウをもとにKubernetesを用いたクラウドネイティブシステムの開発や活用を進めている。
Kubernetesは、コンテナ化したアプリケーションの実装、スケーリング、および管理を行なうためのオープンソースのコンテナオーケストレーションシステム。自社開発したアプリケーションをクラウドネイティブなアプリケーションとして実装する場合に必要となるプラットフォーム機能を揃えており、主要なパブリッククラウドサービスの稼働環境として利用されている。
同社は、グループ会社や中堅~大企業を中心としたレガシーシステムのクラウド移行と移行先でのクラウドネイティブ化を進めるサービスを本格展開する。Kubernetesに代表されるコンテナオーケストレーション機能の活用による企業システムは柔軟性の大幅な拡大とコスト削減の双方を実現できるという。オンプレミスからクラウドでのKubernetesを利用したシステムの開発・移行・維持管理のノウハウを活かし企業システムのクラウドネイティブ化を支援していく。サービス内容は以下の通り。
・サービスメニュー(抜粋) 50万円~
・グループ企業向けのKubernetes基盤(OpenShift)導入サービス
・Fintechサービス(マイクロサービスアーキテクチャー)基盤導入/監視基盤サービス
・各業種別システムのKubernetes導入、セキュリティ、運用サービス他
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