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HUAWEI FreeBuds 3とHUAWEI Mate 30 Pro 5Gで音楽を聴いてみた

2021年03月03日 10時00分更新

 HUAWEI Mate 30 Pro 5Gを購入した際、先行発売の特典として「HUAWEI FreeBuds 3」をもらいました。ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンで、2019年11月に発売された当時、アップルのAirPodsに対抗するモデルとして注目されたと記憶しています。現在も発売当時と同じ価格(2万680円)で販売されているので、ロングセラー商品と言っていいでしょう。今回は、このFreeBuds 3の使い勝手を紹介したいと思います。

オープンエアー型ながらアクティブノイズキャンセリング機能を備えた「HUAWEI FreeBuds 3」。装着感の好き嫌いは分かれそうだ

 HUAWEI Mate 30 Pro 5GとFreeBuds 3のペアリングは簡単。HUAWEI Mate 30 Pro 5GのBluetoothをオンにして、イヤホンを収めた充電ケースを開くだけで、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gの画面にウィザードが表示されます。あっという間に接続は完了し、基本的な操作もわかります。ちなみに、ファーウェイ以外のスマホで使う場合は、ケースにあるボタンを長押しして、スマホのBluetooth画面でペアリングをする必要があります。

FreeBuds 3のケースを開けるだけで、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gの画面にこのような表示が出る。「接続」をタップするだけでペアリングできる

続いて、基本的な操作のガイドが表示される

以降は自動接続され、その都度、電池残量がわかる画面が表示される

 FreeBuds 3の再生時間は約4時間で、ケースをフル充電しておけば合計で約20時間使えます。筆者は主に「Netflix」を観たり、音楽を聴いたりするときに使っていますが、電池残量がピンチになったことはありません。ケースはワイヤレス充電にも対応しているので、ときどきワイヤレスチャージャーに載せるだけで、常に使える状態を維持できるという感じです。

HUAWEI Mate 30 Pro 5Gの充電に使うワイヤレスチャージャーに載せて充電できる

HUAWEI Mate 30 Pro 5Gは逆充電にも対応。「ワイヤレス給電」をオンにして、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gの背面に載せて充電することも可能

 音質はかなりいいです。音に厚みがあって、低音もズンズンと響き、高音のボーカルもクリアに聴こえます。音量を大きめにしても、音が歪んだりもしません。ボリュームや迫力を重視する人に向いている印象で、映画やドラマを観るときに聴くと、没入感が増すこと請け合いです。

 最大の特徴はアクティブノイズキャンセリング。しかも、ノイズ除去のレベルを調整できるんです。HUAWEI Mate 30 Pro 5Gにプリインされた「HUAWEI AI Life」というアプリで、ノイキャンの強度を調整できるのですが、この作業によってノイキャンの効果をはっきりと実感でき、自分に最適な設定で使うことができます。

「HUAWEI AI Life」アプリは、スマホにつながるアクセサリーやスマート家電などを管理できるアプリ。FreeBuds 3は自動で登録される

「HUAWEI AI Life」アプリで「FreeBuds 3」を選択した画面

画面に表示される円をなぞって、ノイズキャンセリングの強度を調整できる。エアコンや換気扇など、継続して雑音が発生する環境で調整すると、ノイズが消える効果がはっきりとわかる

イヤホンの操作方法をカスタマイズできるのも便利

 なお、「HUAWEI AI Life」アプリは、ファーウェイの「AppGallery」だけでなく、「App Store」と「Google Playストア」でも配信されています。iPhoneと他社のAndroidスマホで試してみたところ、iOS向けの「AI Life」アプリはFreeBuds 3に対応していませんでした。しかし、Android向けの「AI Life」アプリでは、ファーウェイ端末と同じようにノイズキャンセリング調整機能が使えました。

 ファーウェイは、ここ数年、オーディオ製品に力を入れているようで、2020年11月には、ノイズキャンセリング機能を進化させた上位モデル「HUAWEI FreeBuds Pro」(2万5080円)も発売しています。筆者は、特典でもらったFreeBuds 3の音質に満足していますが、これから買う人は、ちょっと高いだけですから、FreeBuds Proを選んだ方がいいかもしれませんね。

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