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基本性能を底上げ&便利機能で約4万円の5Gスマホ「AQUOS sense5G」に大ヒットの予感

2021年02月26日 12時00分更新

新たに追加された便利機能は
使う人によって役立ち度に差がありそう

 独自の便利機能が充実していることもAQUOSの特徴。たとえば、ディスプレーの下に搭載した指紋センサーは、画面をオンにしたり、ホーム画面に戻したりするホームキーとしても利用可能。長押しで登録した決済アプリを起動する「Payトリガー」も新たに追加されました。ドコモ版のSH-53Aには「d払い」が初期設定されていますが、Google Payやほかのアプリに設定変更することもできます。

「AQUOS便利機能」には、新たに「Payトリガー」「テザリングオート」が追加された

指紋センサーの長押しで起動できる「Payトリガー」には、自分がよく使うアプリを設定可能

 画面をなぞるだけでスクリーンショットが撮れる「Clip Now」、長いウェブページなどが自動でスクロールされる「スクロールオート」も、積極的に使うべき機能と言っていいでしょう。

世代によって操作方法が変わってきた「Clip Now」。AQUOS sense5Gでは、画面の隅から中央に向かってスワイプするとスクショが撮れる

「スクロールオート」は、縦に長い画面をハンズフリーで見られる機能。画面下から上方向になぞって矢印のアイコンを選択、または2本の指で上方向になぞって起動できる。スクロール速度を調整することも可能

ゲームのプレイ中に「ゲーミングメニュー」を表示させて、プレイ中の通知をブロックしたり、録画したりできるのも便利

 この機種から搭載された「テザリングオート」は、場所を記憶させて、その場所にいるときだけテザリングを自動でオンにできる機能。筆者は自宅ではWi-Fiを使うので、必要性を感じないのですが、使い放題プランを契約して、自宅でスマホをルーター代わりに使いたい人には便利でしょう。

新たに搭載された「テザリングオート」は、無制限でテザリングを利用できるドコモの使い放題プランの契約者には最適

 個人的に最も便利だと思っている独自機能は「のぞき見ブロック」。従来モデルから継承されている機能ですが、この機能のおかげで、電車の中でも安心してメールをチェックでき、どんなサイトでも、どんな動画でも見られます。

「のぞき見ブロック」は、クイック設定画面で素早くオン・オフができる。斜めから見えにくくはなるが、完全に見えなくなるわけではないので、注意は必要

 さらに、従来使っていた端末からデータを移行できる「超かんたんデータコピー」を利用できます。iPhoneからでも連絡先や写真・動画などをコピーでき、iPhoneで使っていたアプリを、Google Playから自動でダウンロードすることも可能。ただし、これを利用できるのは端末の初期設定時のみ。使い始めてから利用するには端末を初期化する必要があり、やや不便かなぁと。

同梱のアダプターを用いて、旧端末とAQUOS sense5GをUSBケーブルで接続。AQUOS sense5Gの画面でデータ移行の操作をする。クラウドではなく、ケーブルを介して行なうので、比較的短い時間でできる印象

連絡先や写真、音楽などのデータはケーブルを介してコピーされ、アプリはGoogle Playで入手できるものが自動でインストールされる仕組み

パフォーマンスはまずまず
電池持ちは満足必至

 CPUはSnapdragon 690(最大2.0GHz、オクタコア)。Snapdragonの6シリーズでは初の5G対応チップで、性能が気になるところですよね。実際の使用感としては、Snapdragon 865を搭載するハイスペックモデルに比べると、反応は鈍く感じるものの、Snapdragon 765Gなどを搭載するミドルレンジモデルと比べると大きな差はなく、基本的な操作ではストレスを感じることはなさそうです。メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GBを搭載しています。

「Geekbench 5」アプリでベンチマークを測定した結果。Snapdragonの6シリーズの中では最も高いスコアを記録。性能は7シリーズと同等と考えてよい

 バッテリー容量は4570mAh。このサイズのスマホでは特筆すべき容量と言っていいでしょう。IGZO液晶による省電力効果もあるためか、電池持ちは良好。外出時のゲームや動画視聴を控えるなど、使い方によっては、フル充電から2日持たせることができそうです。

電池持ちには期待していいモデルだが、省電力機能「長エネスイッチ」も用意されている

【まとめ】すでに完成されているAQUOS senseシリーズ
進化点は目立ちにくいが万人にオススメできそう

 5Gスマホは4Gスマホよりも電池消耗が大きいので、今後、5Gエリアが広がっていくことを考えると、バッテリー容量は多いに越したことはありません。

 AQUOS sense5Gは、現在発売されている5Gスマホの中では、最も安い価格帯のモデルですが、従来のAQUOS senseに比べると、基本性能が大きく底上げされた印象。防水・防塵・耐衝撃やおサイフケータイにも対応しており、幅広い人が満足できそうな完成度だと感じました。

ドコモ「AQUOS sense5G SH-53A」の主なスペック
メーカー シャープ
ディスプレー 5.8型IGZO液晶(19:9)
画面解像度 1080×2280
サイズ 約71×148×8.9mm
重量 約178g
CPU Snapdragon 690 5G
2GHz+1.7GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB)
OS Android 11
5G最大通信速度 下り2.1Gbps/上り218Mbps
5G対応周波数 サブ6
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ アウト:約1200万画素(標準、F値2.0)
+約1200万画素(超広角、F値2.4)
+約800万画素(光学2倍、F値2.4)
/イン:約800万画素
バッテリー容量 4570mAh
電池持ち時間 約145時間(5G)、約170時間(4G)
FeliCa
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 ○/○
生体認証 ○(指紋、顔)
イヤホン端子
USB端子 Type-C
Qi ×
カラバリ ライトカッパー、ニュアンスブラック、オリーブシルバー、ライラック、スカイブルー、イエローゴールド、コーラルレッド
 
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