エクサウィザーズとスタジアムは2月25日、録画面接サポートAIサービス「im AIエクスプレス選考 Powered by ExaWizards」を共同開発し、相互販売を開始したと発表した。
im AIエクスプレス選考 Powered by ExaWizardsは、選考を通過したすべての応募者に面接官が1次面接を実施することで合否の判定を行ってきたため、実施面接数と比例して面接官に負荷がかかってしまうことや、面接官ごとに判断基準が揺れることで自社にマッチした応募者を見落としてしまうことなどの課題解決に向けて開発、販売された。
本サービスは、スタジアムが持つWeb面接特化型システムとエクサウィザーズが持つ動画解析アルゴリズム及びAI予測分析ツールを組み合わせ、人とAIが協働することにより、応募者の個性を考慮しながら選考の効率化と高度化を実現するサービス。
企業側がアップした設問動画に対して、応募者が動画で回答する形式の録画面接により実施された選考の判定において、企業毎の選考の特性やポイントを織り込んだAIモデルを活用することで精緻なデータ分析を実施し、面接官の意思決定をサポートする。
これにより、人物像という定性評価の合格基準を定量化および可視化することができるため、統一した指標での判定による選考の均質化が可能になるという。
膨大な採用業務を省力化することで応募者との対話時間を増やすことができるほか、適性検査などの定量スコアでは見抜くことが難しい応募者の光る個性や人柄をより考慮した、人物本位の採用を行なうことが可能になるとしている。
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