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CO2排出を減らしつつ冷凍・冷蔵品の小口配送ができる小型冷凍庫「D-mobico(ディー・モビコ)」

2021年02月25日 18時15分更新

 デンソーとヤマト運輸は2月25日、共同で小型モバイル冷凍機「D-mobico(ディー・モビコ)」を開発したと発表した。デンソーソリューションを通じて2021年夏から販売する予定のほか、ヤマト運輸では2月から配送車両への導入を開始している。

 食品や医薬品など温度管理を必要とする配送のニーズが増加し、さらに冷蔵・冷凍品の小口多頻度配送需要も高まっていることを受けて開発した小型・軽量で持ち運び可能な冷凍機。

 用途や荷量に応じて組み合わせる断熱箱の形状やサイズを選択でき、さまざまな配送に柔軟に対応。モバイルバッテリーで駆動するためエンジンに負荷をかけず、ドライアイスも使用しないことから走行中の燃費向上やCO2排出低減に寄与する。

 デンソーは製品や工場から排出されるCO2の削減、大気中のCO2の回収・再利用によってカーボンニュートラルな製造業を目指しており、ヤマトグループでも温室効果ガスの排出削減を目指してドライアイスの削減やEV車両への移行などを図っているという。

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