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顔認証による学校事務のDXを推進

AIアシスタント「PLEN Cube」 顔認証による出欠管理モデル

2021年02月22日 18時00分更新

PLEN Cube

 PLEN Roboticsは2月19日、同社が開発するAIアシスタント「PLEN Cube」に出欠管理機能を搭載した「PLEN Cube 出欠管理版」をリリースした。すでに大阪、岡山、鳥取、島根などの専門学校や高校、大学院大学で140台ほど導入されており、今後は学校に導入されている既存システムとの連携や販路の拡大を目指すとしている。

 PLEN Cubeは、顔認証機能を持つAIアシスタント。顔認証機能を使って人を検知・追尾できるのはもちろん、音声対話機能ソリューションを使って企業ごとのニーズに最適化されたサービスを個別フィードバックするという。

 PLEN Cube 出欠管理版は、顔認証による出欠管理機能を搭載するモデル。最大1000人までの顔を登録可能で、顔認識に要する時間はひとりあたり0.8秒程度。授業前の混み合う時間帯でも30人のクラスの場合、人の入れ替え時間を含めて2分以内に出欠確認を完了させられるとしている。

 顔認識は顔写真から200〜300の特徴点を検出して判定するため、第三者によるなりすまし(代返など)を防止できるという。出欠情報はデジタルデータ化してデータベースに記録するため、手動入力が不要になり教職員の事務負担を軽減できるほか、転記ミスなども防止できるとのこと。

出欠管理版システム構成図

 システム全体は、各教室に配置されたPLEN Cube端末とデータ記録用サーバー、データ閲覧および分析用のPCまたはタブレット端末、これらを連携させるWi-Fiによる通信機器から構成される。PLEN Cubeは三脚で固定され、機器設置のための工事は不要。見積りなどの問い合わせはこちらから。

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