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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「リトルナイトメア2」のロード時間はどうなるのかチェック

2021年02月20日 11時00分更新

「リトルナイトメア2」では起動時間が短縮

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、バンダイナムコエンターテインメントの「リトルナイトメア2」だ。約4年ぶりとなる新作で、特に前作をプレイしていなくても楽しめる。電波塔に支配された世界を舞台に、少年「モノ」を操りストーリーを進めていくサスペンスアドベンチャーゲーム。不気味な街の中を少女「シックス」とともに協力し合いながら、悪の根源を暴くため電波塔を目指していくが、数々の障害によりなかなか難しい旅路となる。

 パズル的な要素が多く、落ちている枝や道具などを活用して、事態を切り抜けていくため、映像はホラーチックであるものの、謎が解けたときの爽快感がおもしろいゲームだ。基本、横スクロールで進んでいくが、場面展開がなく途中でロード時間も発生しないで進んでいくため、比較的ゲームに集中できるだろう。

容量は7.682GBと少なめ。このようなタイプのゲームでも、どの程度効果があるかが注目だ。

「リトルナイトメア2」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.03。検証したのは起動してからタイトルが表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、「ゲームを再開」を選択してセーブした地点からプレイできるまでの「ゲームロード時間」の2つだ。PS4のシステムは8.03で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約11秒、ゲームロード時間は約2秒の短縮となった。ゲームロード時間が意外と短く、差は小さかったが、起動時間は11秒も短縮したので、SSDの効果はちゃんと得られている。大型ゲームだけでなく、このようなゲームでも結果がでたことは、どんなゲームでもSSDの優位性が証明されたと言えよう。

 PS5が潤沢に供給されるまで、まだまだ時間がかかりそうなので、PS4を大容量SSDへの換装してプレイすべき。「BarraCuda 120 SSD」は500GBモデルが7000円前後で手に入るが、1TBの容量が1万3000円前後で手に入るので、1TBモデルを強くオススメする。最近、これ以上安くなっていないので、底値と考えてもよさそうだ。

 なお、SSDやHDDはファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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