ヒパヒパ。うららかな日差しとハナミズが春の訪れを予感させます。今年は花粉が飛散するピークが長いとか。それでもなお喜ばしい春の兆し。泣いているのはうれしいからです。花粉ではありません。
春といえば「菜の花」「ふきのとう」「いんげん」など、みずみずしくもシャキっとした食感の食材が旬を迎えますね。実は、子供のころは苦みがあってあまり好きではなかったものばかり。でも、今はそのほろ苦さがたまらない。お酒を飲むようになってから特に春の食材が好きになりました。
あさりやはまぐりも春が旬(あさりは秋が旬のものもあります)。あー、酒蒸しが食べたい!
というわけで、3分程度で作れる簡単なおつまみ「3分でめちゃうま」、今回は「あさりの水煮」缶詰で作る簡単なおつまみです。
あさりは殻付きなものを用意するのもいいですがご紹介するのは簡易版。あさりの水煮缶があればほろ酔い状態でもサッとおつまみを作れますよ。
「あさり水煮」缶詰で作る「あさりの酒蒸し風おつまみ」
<用意するもの>
・「あさり水煮」缶詰
・料理酒
・バター
・乾燥わけぎ(あれば)
SSK(清水食品)の「あさり水煮」缶詰180gを使いました。スーパーで400円弱でしたよ。
①あさりの水煮を耐熱皿に移す
缶詰の中身を耐熱皿へ。汁にもあさりの旨みが染み出ているので汁ごといただけます。汁気が多すぎるという場合には調節してください。
②料理酒を加える
180gの水煮缶に対して料理酒は大さじ1杯程度。水煮はもともとあさりの臭みを抜いているので料理酒は風味付けです。
③電子レンジで加熱
ラップをかけて500wの電子レンジで3分程度。ラップが凹むくらいまで加熱しましょう。熱いので取り出す際は気をつけてください。
④バターをのせてわけぎをトッピング
最後にバターをのせて乾燥わけぎをトッピング。
あさりの水煮の缶詰で作る簡単「あさりの酒蒸し風おつまみ」の出来上がり。
あさりの滋養ある味わい!最高です!
汁ごとあさりをすすると貝類の滋味あるお出汁とバターのコクが広がります。塩や醤油は加えていないところ缶詰なので下味がついててほど良い具合です。
食感は“プリプリ”とまではいかず“モニュモニュ”程度ではありますが、かわりとしては出汁の味がしっかり。レンジでササッと作ったのとしては本格的なあさりの酒蒸し風に仕上がります。
あさりの旨味とバターでたまらなくおいしい! ビールが進む~!
一緒に飲んだのはキリンラガー。最近、キリンの一番搾りとラガーとクラシックラガーを一緒に買って飲み比べたりしているのですが、ついついたくさん飲んでしまいそうなのはラガー。キレがあってスッキリしているのでスルスルと飲めます。あさりの酒蒸しのおかげで今宵も気持ちよく酔えそう。
反省点としては、あさりの水煮、180gの缶詰だとひとりでいっきに食べるにはちょっと多かったです。殻がない分、缶詰の中に身がびっしり入っているのですね(当然ですが)。殻付きのあさりのイメージで一粒ずつ味わおうとすると、ちょっともてあましぎみに。半分の量にしてもよかったかな。
途中で醤油をかけたり、七味をパラリと垂らして味に変化をつけていただきました。ちょっと多くなっちゃったけど、あさりがおいしいことには間違いありませんよ。
簡単におつまみを用意したい時に「あさりの酒蒸し風」はいかがでしょうか。あさりの水煮缶は買っておくとパスタ料理や、クラムチャウダーなどに使えるし便利。気が向いた時のおつまみに。
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ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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