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ソニーの技術で離れた場所にいる人の気配を伝える

ドコモ開催のウェブイベントで5G活用の新たな可能性を披露 ソニービジネスソリューション

2021年02月04日 18時10分更新

 ソニービジネスソリューションは2月4日、NTTドコモが開催するウェブイベント「docomo Open House 2021」に特設サイトを出展する。特設サイトでは、5Gと様々なテクノロジーを活用して新たな通信の可能性を、コンセプトムービーで紹介するとのこと。

 コンセプトムービーでは「つながる。次は、隣り合う。」をキーメッセージとして、離れた場所にいる人の気配やユーザー同士のつながりを、通信とテクノロジーで伝えられる新たな生活を描いている。

 「音」「視線」「振動」「匂い」の伝達には、プロトタイプを含むソニーのさまざまな技術の活用を想定している。音にはソニーの「立体音響技術」、視線には「低遅延映像伝送ソリューション」のプロトタイプ、振動には触覚提示技術「ハプティクス技術」、匂いには、熱や水を使わず気体そのものに香りづけができる「Scententsテクノロジー」をそれぞれ通信と併用して活用することで、五感を通じて人の気配を感じられる「気配通信」の可能性を表現している。

左上からそれぞれ「音」「視線」「振動」「匂い」を伝えるイメージ場面

 ソニービジネスソリューションは今回の出展で、5Gと様々なテクノロジーを活用することで、「通信はどれだけ会うに近づけるか」をコンセプトとしている。また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、人との直接的な接触が困難になる中、通信をデータのやりとりの手段として利用するだけでなく、人との自然なつながりのひとつの選択肢として活用することを提案しているとのこと。

 本ウェブイベントでの展示期間は、2月4日~2月7日。事前登録により、参加費は無料。

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