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大画面&大音量スピーカーを内蔵の「AQUOS sense4 plus」はサブスクとの相性ヨシ!

2021年02月06日 12時00分更新

 今回レビューする端末はシャープ製の「AQUOS sense4 plus」です。約6.7型の大画面ディスプレーを搭載するミッドレンジモデルで、SIMフリーモデルの量販店での価格は5万600円(税込、ここからポイントが付くケースも)。IIJmio、gooSimseller、イオンモバイル、mineoが取り扱っています。

 画面サイズが約5.8型の「AQUOS sense4」の上位モデルという位置付けですが、2モデルの仕様はかなり異なり、使用感にも差があります。まったく別のモデルと捉えたほうがいいかもしれません。

右がAQUOS sense4で、左がAQUOS sense4 plus。sense4は画面の下に指紋センサーを搭載し、フロントカメラはシングル。AQUOS sense4 plusは指紋センサーを背面に配して、フロントカメラは2眼(標準+深度)

背面カメラはAQUOS sense4が3眼で、AQUOS sense4 plusは4眼。搭載位置も異なる。筆者の記憶に間違いがなければ、AQUOS senseシリーズで背面に指紋センサーを搭載するのはAQUOS sense4 plusが初めて

 では、1週間ほど使った率直な感想を述べさせていただきます。先に結論を言っておくと、楽しく使えてかなり満足度が高い端末でした。

大画面、大容量バッテリー、DSDV対応という充実仕様

 ディスプレーは約6.7型。解像度はフルHD+(2400×1080ドット)。AQUOS senseシリーズは、シャープ独自の省電力性能を備えたIGZOディスプレーをセールスポイントにしていますが、このAQUOS sense4 plusは、一般的なTFT方式の液晶を採用。とはいえ、4120mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、電池持ちは悪くはありません。使い方によっては2日くらい持ちそうな印象です。

約6.7型の大画面ディスプレーはIGZOではなく、一般的なTFT液晶

電池はヘビーユーザーでなければ1日は余裕で持つだろう。「長エネスイッチ」という省電力モードも備えている

 画質もIGZOディスプレーと同等。輝度は有機ELに劣る印象ですが、日常使いで不満を感じることはないはず。リフレッシュレートは最大90Hz、タッチサンプリングレートは最大120Hz。動画観賞やゲームを存分にプレイしたい人にも適しています。

スクリーン内にフロントカメラを搭載するデザインで、画面はスペック以上に広く感じる

 多くの人に役立ちそうなのが「のぞき見ブロック」。AQUOSスマートフォンに従来から搭載されている、斜めから見えにくくする機能ですが、大画面のAQUOS sense4 plusでは使う機会が増えそうです。

画面に模様のフィルターが表示され、近くにいる人からののぞき見を防止できる「のぞき見ブロック」。クイック設定パネルでオン・オフが可能

 右側面には、音量ボタンと電源ボタンを搭載。その間にGoogleアシスタントを起動する専用キーがあります。ほかの機能やアプリを割り当てることはできないようなので、個人的にはなくてもいいのでは……と思えるボタンです。

右側面には、上から音量ボタン、アシスタントキー、電源ボタンを搭載

 上部にはイヤホンジャック、底部にはUSB Type-Cポートを搭載。ディスプレーの上部(レシーバー)と底部にスピーカーを搭載し、ステレオ音声を楽しめることも特徴。音量もかなり大きくできます。大画面+ステレオスピーカーは、YouTubeで音楽ビデオを観たり、Netflixなどで映画を観たりするときに、満足感を得られること請け合いです。

上部に3.5mm穴のイヤホンジャックを搭載

下部にUSB Type-Cポートとスピーカー。上下のスピーカーは音をバランスよく出力する

 SIMスロットには2枚のnanoSIMをセットでき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応。2枚目のSIMの代わりに、microSDカード(最大1TB)を挿すことも可能。なお、4Gモデルで(5G非対応)、楽天モバイルを含む国内全キャリアに対応しています。

2枚にSIMをセットでき、2枚目はmicroSDとの排他利用となっている

 背面パネルはフラットで、エッジ部に曲面処理が施されています。カメラと指紋センサーをセンターに配置するシンメトリーデザインを採用。カラバリは、このパープルのほかにホワイト、ブラックがありますが、いずれもグラデーションでデザインされています。上品で落ち着いた印象です。

背面パネルはグラデーションカラーでリッチな趣きがある

指紋認証に加えて、フロントカメラでの顔認証にも対応

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