プレイドは2月2日、同社が提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」のウェブチャット機能である「KARTE Talk」において、「Microsoft Teams」との機能連携の提供を開始した。
本連携により、KARTE Talkによるエンドユーザーとのチャットによるコミュニケーションを、KARTEの管理画面を開くことなくMicrosoft Teams上で完結できる。Microsoft Teamsのモバイルアプリを使用すれば、PCだけでなくスマートフォン・タブレットでも利用可能。
Microsoft Teamsは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により世界的にリモートワークへのシフトが進んだことで、2020年10月末時点でデイリーアクティブユーザー数は1億1500万人を超えているという。2020年3月でのDAUは7500万人なので、半年ほどで53%増加したことになる。
日本においても、Microsoft 365は企業規模や業界を問わず、また官公庁や地方自治体でも広く導入されており、様々な領域でMicrosoft Teamsの活用が浸透している。本連携により、業務の社内外におけるコミュニケーションの中心として機能するMicrosoft Teams上で、KARTEの管理画面を開かなくともエンドユーザーとのチャットコミュニケーションを完結できるようになることで、作業効率と対応速度を向上できるという。
今後のアップデートで、KARTE Talkでの顧客のメッセージややり取りのデータを、Microsoft Teamsをハブにして「Microsoft Azure」や「Microsoft Power Platform」などのアプリケーションとスムーズに連携させる予定としている。
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