近年、自作PCパーツの流行のひとつに挙げられるのが、配色にホワイトカラーを取り入れた製品群だ。“自作PCといえば武骨なブラック”というイメージを持っている人も多いと思うが、PCケースを筆頭に、最近ではマザーボードやグラフィックスカード、果てはCPUクーラーや電源ユニットに至るまで、メインカラーにホワイトを採用したパーツが増えてきている。PCの一部、あるいは複数のパーツに白を取り入れることで個性的な外観のPCを組みやすくなっているため、見た目にこだわりたい自作ユーザーにとっては注目すべきトレンドと言えるだろう。
そんな状況下で、多くの白いパーツを使った自作に取り組むのであれば採用を考えたいのが、ASUSがラインアップする「WHITE EDITION」の各製品だ。近年のASUSがマザーボードやグラフィックスカードに留まらず、多様なPCパーツや周辺機器を取り扱っているのは周知の通り。「WHITE EDITION」はまさにそんな強みを生かしたプロダクトであり、「ROG」ブランドの製品にホワイトカラーのバリエーションを揃えたことで、ほとんどPC一式をASUSの白いパーツで揃え、デザイン・配色ともに統一感のあるPCを組めるのが大きな魅力となっている。
この記事では、「WHITE EDITION」を筆頭にしたASUSの白いPCパーツを紹介するとともに、実際にPCを組み上げる過程を体験してみた。購入を検討しているユーザーの参考になれば幸いだ。
「ROG」ブランドのハイエンド製品ベースで性能も折り紙付き
現在ASUSが「WHITE EDITION」の製品をラインアップしているのは、PCケース、CPUクーラー、グラフィックスカード、電源ユニットの5カテゴリー。いずれも既存製品のカラーバリエーションと言えるモデルであり、ベースとなっているのはROGブランドのハイエンド帯の製品だ。性能に関しては折り紙付きであり、それぞれのパーツを使用することで、スマートな外観かつ性能も優れたPCを組み上げることが可能となっている。
ちなみに上記のカテゴリーを見てもらえば分かる通り、「WHITE EDITION」にはマザーボードが含まれていない。しかし、ホワイトカラーを配したモデルとしてはIntelプラットフォームの「ROG STRIX Z490-A GAMING」、AMDプラットフォームの「ROG STRIX B550-A GAMING」がしっかり用意されている。これらを組み合わせることで、CPUやメモリー、ストレージ以外の製品を白いパーツでまかなえるわけだ。
■ROG Strix Helios White Edition
実売価格4万7800円前後
■ROG Strix LC 360 RGB White Edition
実売価格2万7200円前後
■ROG Strix 850W White Edition
実売価格2万1500円前後
■ROG-STRIX-RTX3090-O24G-WHITE
実売価格27万800円前後
■ROG Strix Z490-A GAMING
実売価格2万4800円前後
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