続編から逆輸入しブラッシュアップされたゲームシステム
シミュレーションRPGパートのゲームシステムは、既に発売されている「うたわれるもの 偽りの仮面」「うたわれるもの 二人の白皇」と基本的な部分は共通している。これはSteam版が、HDリメイクされたPS4/PS Vita版のシステムに基づいているためだ。HD版は、シミュレーションRPGパートが3D化された「偽りの仮面」以降のシステムを逆輸入して開発されているのだ。
たとえば、ターンの巻き戻しシステムなどは「偽りの仮面」以降で追加された要素で、元祖PC版「うたわれるもの」にはなかったシステムだが、本作ではきっちり実装されている。このシステムは、さまざまな戦術を気軽に試すことができる便利機能なので、あると攻略が大変はかどる。
特に本作は、続編よりも戦闘難易度がやや高めなバランスという感触だった。難易度「普通」で困る場面はほぼなかったとはいえ、巻き戻しがある安心感はかなり心強かった。一方で、ゲームのルールとしては元祖「うたわれるもの」を再現しているため、続く2編とは若干違う部分も見られた。
DLCで続編のキャラクターが参戦!
もう1つ、「偽りの仮面」「二人の白皇」の2本に比べて本作が美味しい点として、DLCの充実が挙げられる。戦闘に参加させられるプレイアブルキャラクターが追加で購入できるのだが、続編の「偽りの仮面」「二人の白皇」で登場した多数のキャラクターが利用可能になっており、選べるユニットが格段に増えている。これなら1年待った甲斐もあったというもの。
先に発売されていた「偽りの仮面」「二人の白皇」を含めたバンドルも販売中で、まとめて買えば1万4560円と各10%ずつお得に。ファンならぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
(提供:DMM GAMES)
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