日本電気(NEC)は1月26日、高知県が観光振興施策として進める交通パス「高知プレミアム交通Pass」向けに、紙で発行しているチケットのデジタル化を実現する「NECデジタルチケッティングソリューション」を提供すると発表した。
高知県では、鉄道、バス、路面電車など、県内すべての交通事業者の協力のもと、全国でも数少ない県全域をカバーし利用できる3日間乗り放題となる高知プレミアム交通Passを販売している。MaaSの取組の第一歩として同チケットのデジタル化においてWebチケットサービスの導入にあたり、同社のデジタルチケッティングソリューションが採用された。
デジタルチケッティングソリューションの提供で、スマートフォンやタブレット端末で購入から利用までが可能となり、利用者の利便性向上のほか、ペーパーレスによる非接触やオンライン販売による窓口での混雑回避ができるという。デジタルチケットは1月28日より販売開始とのこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります