リコーは1月26日、トランザクション市場向けのインクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro VC40000」を1月27日に発売と発表。本製品は、2007年発売の「InfoPrint 5000」の後継機種で、基幹業務印刷において要求される生産性や用紙対応力、システム構成の柔軟性を強化した製品とのこと。
最高印刷速度は150m/分を実現し、前身機の128m/分から生産性を飛躍的に向上。対応用紙厚は40~250g/m²を実現し、薄紙や圧着紙など幅広い用紙への対応を強化した。また、片面機2台で同時に印刷するデュアルシンプレックス構成を新たに採用することで、お客様のニーズに合わせた幅広い業務への対応を可能としているとのこと。
これらに加え基幹系の業務用印刷データフォーマット(IPDS)に標準対応。IPDSフォーマットを利用しているユーザーは、既存の上位システムに手を加えずに出力可能とした。
リコーはトランザクション市場向けの印刷事業者や企業内のデータセンターへの導入を進めることで、更なる価値を提供し、ユーザーのビジネスサポートをしていくとしている。
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