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バトルはターン制の戦略SLGタイプ

PS4/Switch『Empire of Sin エンパイア・オブ・シン』の個性的なボスやバトルの詳細などゲーム情報を公開!

2021年01月25日 16時05分更新

 セガは1月25日、Paradox Interactiveとのパートナーシップ第1弾タイトルである、新作クライムストラテジー『Empire of Sin エンパイア・オブ・シン』のゲーム情報第3弾として、新たに2人のボスや、生きるか死ぬか命懸けのターン制バトルの進め方、戦闘のコツを公開した。本作の発売日は2021年2月25日、価格は6589円となる。

以下、リリースを引用

暗黒街の頂点を目指す「14人のボス」から2人を紹介

ジョセフ・サルティス

人物:若き日にオーストリア・ハンガリー帝国から移住したジョセフ・サルティスは、児童労働者として働いた後、金儲けのために犯罪に手を染めるようになった。努力することの大切さを忘れたことはない。自身の組織を立ち上げると、より良いものを人生に求めるようになった。慎重かつ狡猾な性格が、彼をシカゴでうまく導いてきた。

ボスアビリティ:「スタンピード」
 前方に突進し、軌道上にいる最初の敵に大ダメージを与え、ノックバックさせる。そのほかの敵にもダメージを与え、ノックバックさせる。

マギー・ダイアー

人物:貧困の中で育ったマギー・ダイアーは、少年院を出てホワイトシティー・サーカスで働くことに。不幸な子供時代は、彼女を無愛想ではあるが勇敢な女性に成長させた。長年サーカスを運営してきた彼女は、人は金で動くことを知っている。

ボスアビリティ:「ライオン使い」
 鞭を使って敵1人を近くのマスに引き寄せる。範囲内に入ると痛烈な攻撃でダメージを与え、スタンさせる。

悪はシカゴを目指す

 それぞれのボスは異なった背景があり、シカゴの街の支配を目指す動機が異なります。今回は「アル・カポネ」がシカゴの街に到着するプロローグを紹介します。

■プロローグ(アル・カポネ)

 シカゴに向かうタクシーの中から物語は始まります。

 タクシー運転手の「サル」が言うには、最近アル・カポネの友人である「フランキー・イェール」もシカゴに現れたという。サルの話から、シカゴに現れたのは間違いなくフランキーだと確信したアル・カポネは、サルに居場所を聞きます。

 居場所は知らないが、タクシーにイタズラをするギャングを始末してくれたら、場所を探すのを手伝うというサル。サルに協力し、フランキー・イェールを探しましょう。

 サルとの話し合い次第では、さらに密造酒の仕入れ先を知ることができる。会話を通じてなるべく自分に有利な状況を作り出そう。

相手を叩きのめす。それが支配への第一歩となる

 戦闘はターン制となります。画面中央上部には、自分のターンを待つキャラクターのリストが表示されています。左端にある顔写真は、そのターンでアクティブになっているキャラクターを示しています。

 戦闘ではAP(行動数)を消費して行動します。APはキャラクターごとに、1ターン2APまでを消費できます。一部の行動にはクールダウンタイマーが付いており、それらをもう一度使用するにはタイマーがゼロになるまで待つ必要があります。

■アクション例

【移動】
 マップ内の白い枠までの移動に1AP、黄色い範囲までの移動にはAPを2消費する。

【攻撃】
 サブ武器は1、メイン武器は2AP消費で、対象を攻撃できる。攻撃対象は武器の届く範囲内で切り替えることができ、場所によって攻撃の成功率とクリティカル率が変化する。

【リロード】
 武器ごとに弾数が決まっており、APを1消費することで、全弾まで装填することができる。

【近接攻撃】
 移動範囲内の敵に対し近接攻撃を行なう。近接武器を持っていない場合は素手で攻撃する。APはターゲットとの距離によって消費される。

【アビリティ攻撃】
 キャラクターが習得したアビリティを使って敵を攻撃できる。ボスとなるキャラクターは、最初からボスアビリティとして1つのアビリティ攻撃を持っている。
※アル・カポネの場合「弾丸の雨」:指定範囲に弾丸の雨を降らせる。範囲内にいる全キャラクターがダメージを受け、制圧される。

【監視】
 監視軌道上で最初に移動した敵に発砲する。APを1消費し、そのターンが終了する。

【しゃがむ】
 遮蔽防御ボーナスを一時的に増加させる。クリティカルを受ける確率を減少させる。

【アイテム使用】
 APを1消費して、装備しているアイテムを使用する。
※「救急箱」は、ターゲットのHPを30回復する。

【待機】
 自身のターンを終了する。

【逃亡】
 マップの端の方やドア付近のハイライトされたマスは脱出地点です。キャラクターをこのマスへ移動すると、アクションバーに「逃亡」が表示されます。このアクションを利用すると、現在の戦闘から逃亡して、セーフハウスへ戻ることができます。

白いラインの内側であれば、1APを消費して移動することができる。壁際など、なるべく有利な位置に移動しよう

緑色の範囲内で敵が動くと自動で攻撃を行なう「監視」。敵にあと一歩届かない時や、直接攻撃だと命中率が悪い時などに活用しよう

■カバー

 生き残るためには「カバー」が欠かせません。壁、車、大きな物体などを遮蔽物として利用できます。カバーには種類があり、フルカバーでは全体が守られます。ハーフカバーで半分が守られます。この場合、敵から側面を狙われてカバーの恩恵を失うことがあります。

■命中率

 攻撃の精度は、装備している武器、射撃レベル、そして敵の防御など、あらゆる要素に応じて変わります。戦闘で攻撃する際には、命中率が最も高い敵が最初に選択されます。

倒したい相手の命中率が上がるような位置に移動しよう

■処刑

 ダウン状態の敵は数ターンの内に死亡しますが、見せしめのためにあえて敵を「処刑」することができます。処刑は敵をけん制できますが、あまり多用しすぎると味方ギャングが逃げ出してしまいます。

■ダウンと死亡

 味方キャラクターがダウンさせられると、出血状態になる場合があります。その状態になると復活させるためのターン数が制限され、復活させなかった場合は死亡します。救急箱や医者の鞄を使うか、回復アビリティを持つ闇医者を利用して仲間を復活させましょう。

 出血や毒といったマイナスステータス異常は、闇医者の回復アビリティか、回復アイテムの包帯で取り除くことができます。ただし、包帯は使うと消費されてしまうので注意が必要。

■戦闘での勝利

 戦闘に勝利すると、倒した敵の所持金や戦利品を奪うことができます。さらに、戦闘した相手によって、敵対派閥や共闘している派閥の評判が上下します。

 なお、戦闘中にギャングメンバーが深手を負ってしまうと、勝利後に一時的に戦闘不能になり戦闘に参加できなくなってしまいます。なるべくギャングメンバーのことも気にかけて戦闘を進めましょう。

■装備を万全にして戦いに挑もう

 敵を制圧するためには、装備を整えることが重要です。各キャラクターはメイン武器、サブ武器、弾丸、近接武器、装備、そのほかのアイテム、2種の消費アイテムをそれぞれ設定することができます。

 メイン武器は、職業によって装備できる内容が異なります。ボスだけは唯一どの武器も装備でき、ギャングメンバーも成長に応じて新たに異なる武器を装備することもできるようになります。

 メイン武器は「ライフル」「スナイパーライフル」「ショットガン」「サブマシンガン」「マシンガン」の5種類あり、それぞれ射程や、持っている効果が異なります。

マシンガンやサブマシンガンは1人のターゲットに複数発の弾丸を発射する「バースト射撃」が特徴。同じ相手に複数発のダメージを与えることができ、射程範囲も中距離と使い勝手がよい

ショットガンの射程範囲はやや狭いが、射程内に入っている敵全員に発砲する「ショットガン発射」を使用でき、近づいてきた敵を一掃できることも。さらに確立でノックバックが発生する

非常に強力な武器となるスナイパーライフル。射程が最も長く、威力も大きい

特定武器で敵を複数回キルすると、攻撃特性を取得する。「暴力への飢え」は、近接攻撃力が+10加算される

武器以外にも各キャラクターは2つの消費アイテムをセットできます。戦闘中の回復に役立つアイテムや、遠隔攻撃ができるダイナマイトなどが装備できます

ブラックマーケットでは、武器や装備を購入できます。マーケットに並ぶ武器は、日にちの経過によって品揃えが入れ替わるので、欲しい武器が入荷されていないか、定期的にチェックするようにしましょう

【ゲーム情報】

タイトル:Empire of Sin エンパイア・オブ・シン
ジャンル:クライムストラテジー
発売・販売:セガ
版権元:Paradox Interactive
開発元:Romero Games
プラットフォーム:PlayStation 4/Nintendo Switch
発売日:2021年2月25日
価格:6589円
CERO:D(17歳以上対象)

   
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