アプリ検証をノーコードで自動化

ノーコードでテストを自動化する「Autify for Mobile （β版）」

2021年01月25日 14時30分更新

Autify for Mobile（β版）リリース

　オーティファイは1月25日、ソフトウェアテスト自動化プラットフォーム「Autify」のモバイルアプリ対応版「Autify for Mobile （β版）」について、オンラインでの事前申し込みを開始した。2021年4月からより提供を開始する。

　Autifyは、開発したソフトウェアが、期待通りに動くかどうかの検証作業を、ブラウザ上で自動で行なえるSaaS（Software as a Service）。プログラムコードを書く必要がないため、誰でも簡単に自動化のための設定や実行、運用ができる点を特徴としている。

　Autify Mobile β版を導入すると、検証のための端末を用意する必要がなく、パソコン（Windows／Mac）のブラウザー上で、複数端末で自動で動作検証できる。プログラミングの知識がなくても、誰にでも簡単にテストシナリオを作成・実行が可能で、QA（Quality Assurance）担当者がテスト自動化の設定やメンテナンスを行なうことでより高い品質を保てるという。また、エンジニアは開発に集中できるため、リリースサイクルの高速化も期待できるとする。

いつでも自動でテストを実行

　ブラウザー上でアプリを操作し、記録した内容を保存するとテストシナリオが完成する。「毎週土曜日の23時に実行」のように任意のタイミングを設定すれば、定期的なテストが自動で実行され、あとは、結果を確認するだけとなる。また、保存したテストシナリオを複製、一部を変更するだけで、ほかのウェブアプリのテストにも活用できる。

　UIの変更や新機能の追加があった際、AIがソースコードやUIの変化を検出し、シナリオも自動で修正する。シナリオを書き直したり、壊れたテストスクリプトを直す作業が発生しないため、メンテナンスの負担が軽減されるという。

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