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1月25日~3月15日に実施

ジョルダン、宮古島市でのMaaS実証が国交省の推進・支援事業に採択

2021年01月22日 19時00分更新

宮古島でのMaaS実証実験が、国土交通省の「令和2年度日本版 MaaS 推進・支援事業」に採択

 ジョルダンは1月22日、同社と宮古島市、エクトラ、イイガ、オリエンタルコンサルタンツ、まるちく、かりゆしタクシーが企画する宮古島市でのMaaS実証実験が、国土交通省の「令和2年度日本版 MaaS 推進・支援事業」に採択されたと発表した。

 本実験では、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、公共交通の運転手不足が深刻化することへの対応が急がれる状況を踏まえて「宮古島MaaS協議会」を設立。幹事企業をジョルダンとして、地域活性化と市民サービスの向上に寄与することを目的に以下のサービスを提供する。

(1)相乗りタクシーの運行

 地域住民と観光利用の個別ニーズに的確に対応しうる交通サービスの実現を目指し、高齢者等の移動弱者である地域住民にドアトゥドア(door to door)の安価な移動手段を提供するために、タクシー車両を利用し予約可能な相乗りサービスを提供する。また、観光の側面では、今後アンダーツーリズムを導入し、コロナ後の密を避けた少人数のグループでの穴場的なスポットを含めた周遊行動に対応する。

(2)住民向け、島出身者への新たなサブスクリプションサービス

 一括定額運賃によるサブスクリプションサービス、運賃クーポン、バスと相乗りワゴンサービスを組合せたサブスクリプションサービス、みまもり家族運賃ギフトサービス、家族割、親子割サービスを展開。

 相乗りタクシーの名称は「がんずぅあいのりタクシー」で、宮古島の方言で「元気」という意味。宮古島の地域活性に繋げ、宮古島をより元気にしていきたいという想いが込められている。

実施体制図

 実験期間は1月25日~3月15日、運行時間は10~17時を予定している。6種類の料金プラン、サブスクリプションチケットが用意される。支払い方法は、現金支払いとアプリ内カード支払いに対応。

料金とプラン

 乗車予約は乗車予定日の3日前~30分前まで可能。スマホアプリ、電話、KIOSK端末(後日提供予定)から予約できる。乗車可能エリアは、沖縄県宮古島市平良地区の一部(中心部)。その他、自宅を乗降ポイントとして登録可能。

実施エリア

アプリイメージ

車両用ステッカー

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