NTTコミュニケーションズと関東学院大学が1月21日に医療業界初となる看護部長、看護師長が看護師に対する効果的なコミュニケーションを学ぶためのVRコンテンツを提供すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い深刻化する看護師の心理的負担の原因を日々のコミュニケーションを通して効果的にくみ取り、改善につなげ、より安定した医療の提供に貢献できるとのこと。
今回のVR研修では看護部長が看護師長と行う面談を事例とし、上司が部下に対して行なう良い、悪いコミュニケーションを見ることができる。受講者は視点を切り替えることにより、看護部長と看護師長の目線で面談を追体験するこが可能。質問の方法や話の聞き方など相手の悩み事や心配事を効果的に汲み取るために効果的なコミュニケーションスキルを自然と身に着けることが可能。身に着けたスキルをもとに看護師とコミュニケーションを取ることで、心理的負担の原因を見出し、改善することで負担軽減が可能となる。
またVRを活用することで主流である座学研修に比べ、現実さながらの体験ができるためこれまで以上に高い学習効果が期待される。
実施日は1月23日、受講対象者はCUCが運営支援する病院に勤務の看護部長、会場は講師・受講者の勤務先もしくは自宅でのオンラインにて実施予定。
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