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KOJIMA PRODUCTIONSをこよなく愛する、TSUKUMOの駒形氏にインタビューを実施

TSUKUMO「デススト仕様カスタムPCケース」は、KOJIMA PRODUCTIONSへの愛情を形にした"夢の結晶"

2021年04月12日 12時00分更新

 2020年、小島秀夫監督作「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」のPC版がリリースされた。本作は、KOJIMA PRODUCTIONSとして独立後に開発・販売されたオープンワールドのアクションゲーム。2019年にPlayStation 4版がリリースされて以降、全世界で高い評価を受けている。リリースから3年目を迎えたデス・ストランディング。本作を思い浮かべるたびに、あの世界を歩きたいという衝動に駆られる。それぐらい筆者は本作、ならびに小島秀夫監督の大ファンである。

 2020年12月、筆者の元にある報せが入った。それは、TSUKUMOとKOJIMA PRODUCTIONSがタッグを組んで生み出した「デス・ストランディング仕様カスタムPCケース」のインタビューである。2021年初春にリリース予定となる本製品だが、実物のお披露目とともに、開発秘話などを伺うことができた。本記事ではその模様をお届けする。

小島秀夫監督の大ファンが実現させたプロジェクト

TSUKUMOの駒形 一憲氏にインタビューを実施し、デス・ストランディング仕様カスタムPCケースの開発秘話などを伺った。筆者と同様、駒形氏もKOJIMA PRODUCTIONSの大ファンである

 TSUKUMOの駒形 一憲氏にインタビューを実施し、デス・ストランディング仕様カスタムPCケースの開発秘話などを伺った(2020年12月18日に取材)。

 特筆すべき点は、筆者と同様に、駒形氏も小島秀夫監督の大ファンということだ。「メタルギア」シリーズや「スナッチャー」など、小島秀夫監督作品の魅力を熱く語るほどである。そんな小島秀夫監督への愛情の強さが、KOJIMA PRODUCTIONSとのコラボレーションにつながったのだという。

当初「BRIDGES」のロゴは正面からみてやや右側寄りでイメージ画像やポスター、PV動画では右寄りのママになっているが、KOJIMA PRODUCTIONSに所属するアートディレクターの新川洋司氏の要望で中央に配置となった

天板のインターフェース。USB 3.1 Type-C(Gen 2)、USB 3.0×2、USB 2.0×2、ヘッドフォン端子、マイク端子、電源ボタン、リセットボタンが並ぶ。各端子の名称は、デス・ストランディングで採用されていた文字フォントを使用。ただし、スリットタイプにはこのフォントは使用されていない

天板は、青・白・赤のストライプが入った特製スチールパネル(左)か、換気性の高いスリットタイプ(右)の2種類から選択できる

内部の様子。フロントのオレンジのスリットに合わせて、フロントファン(140mm)もオレンジで統一されている。

簡単に取り外しができ、メンテナンスも容易な防塵フィルターを用意する

背面の様子。網目越しから見えるオレンジのリアファン(120mm)と、PCIスロットカバーが目につく

スペック表(Define 7 Compactに基づく)
フォームファクター ATX/Micro ATX/Mini-ITX
拡張スロット 7スロット
ストレージベイ 3.5インチ×2、2.5インチ×2
ファン フロント:120mm×3/140㎜×2(1×Dynamic X2 GP-14取付済み)、トップ:120mm×2/140mm×2、リア:120mm×1(1×Dynamic X2 GP-12取付済み)、ボトム:120mm×1(HDDゲージを取り外す必要あり)
ラジエーター互換 フロント:360/280mm(幅145mmまで)、トップ:240mm、リア:120mm、ボトム:120mm(HDDゲージを取り外す必要あり)
CPUクーラー高 最大169mm
GPUボード長 最大341mm(フロントファンなしで360mm)
電源最大長 200mm(HDDケージ、フロントファンあり)
対応電源タイプ ATX
インターフェース(フロント) USB 3.1(Gen2)Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、ヘッドフォン端子、マイク端子、電源ボタン、リセットボタン
サイズ/重量 210(W)×427(D)×474(H)mm/約8.61kg

 その夢の結晶というべき本製品は、KOJIMA PRODUCTIONSファンである筆者の心を強く打つクオリティーだった。Fractal Designのミドルタワー型ケース「Define 7 Compact」をベースに、デス・ストランディングに登場する組織「BRIDGES」の支給品(車両)をイメージした彩色が施されている。フロントとサイドパネルにはBRIDGESのロゴが入っており、KOJIMA PRODUCTIONSおよびデス・ストランディングファンの胸を鷲掴みにすることだろう。筆者が初めて本製品を目にしたとき、心の底から歓喜の渦が沸き起こったぐらいだ。

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