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CES 2021でイノベーションアワードを獲得

世界初のWi-Fiセンシングによるホームセキュリティーシステム「Hex Home」が今春発売

2021年01月15日 10時00分更新

 Origin Wireless Japanは1月14日、世界で初めてWi-Fiセンシング方式を採用したとうたうホームセキュリティーシステム「Hex Home」を発売すると発表した。同サービスは、CES 2021においてイノベーションアワードを獲得した。

 Hex Homeは、Wi-Fi電波によりユーザーの室内を監視するサービス。Hex Command(据え置き型の親機)、Hex Sense(コンセントに接続する子機)の2種類のデバイスで構成され、人が動いた際のWi-Fi電波の反射変化を計測して、有意な動きを検出するとユーザーに通知するという仕組みだ。ユーザーは、Hexアプリを通じて室内での人の動きをリアルタイムで確認可能なほか、サイレンを鳴らしたり通知をカスタマイズしたりできる。

 親機1台と子機1台の基本セットで60㎡程度の広さまでを監視可能。もちろん、子機を増やせばより広い範囲を監視できる。センサーの感度レベルは10段階の調整が可能で、ペットの動きや機械的な動きをフィルタリングできる。また、カメラを使用しないので、プライバシーを侵害する心配もないとのこと。

 Hex Homeは、2021年春に一般向けに販売を開始する予定だ。価格は、サービスに必要なデバイス基本セットが1万9800円、24時間365日の監視サービスが月額1078円。

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