週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

グッドスマイルレーシング、早くも来年のカラーリング公開&タイムアタックを敢行

2020年12月28日 20時00分更新

フルパワーで加速するその姿を目に焼き付けろ!

 去る26日、初音ミクGTプロジェクトとして国内最高峰のレース「SUPER GT」に参戦するグッドスマイルレーシングは、来季のマシンカラーリングをお披露目するとともに、現在課せられているハンデを取り外しての全開タイムアタックを行なった。

 ちなみに参戦発表はすでにしており、以下の動画でまとめられている。2020年のチームスタッフ全員がキャリーオーバーとなった。

 マシンカラーリングはすでに発表されているレーシングミク 2021Ver.をあしらったもの。キズナアイのデザイナーでも知られる森倉 円氏のイラストをベースに、これまでと違ったピンクと白をベースにした可愛らしいものになっている。

すでに発表されているレーシングミク 2021Ver.

今回お披露目されたサイドのイラスト

2021年のマシンカラーリング

今までのデザインを踏襲しつつも、ピンクや白を基調とした今までにないカラーリングになった

 富士スピードウェイでの全開タイムアタックは、本来であればファンを集めてのお披露目の意味もあったが、コロナ禍のため急遽中止に。オンライン配信のみとなった(とはいえ、富士スピードウェイ自体は入場できたので、現地で見守ったファンもいた様子)。練習走行では他車と接触してしまうアクシデントがあったが、前年度(2020年)のマシンからパーツを移植し、事なきを得たのもグッドスマイルレーシングらしい。

 参戦マシン「グッドスマイル 初音ミク AMG」は、ベース車のMercedes-AMG GT3にSUPER GT2020シーズン最重量級のウェイトハンデと最細のリストリクター(エンジンへの吸気を絞るハンデ)を付けられており、非常に苦しむ結果となった。それらのハンデをすべて取っ払ったらどうなるのか? グッドスマイルのファンだけではなく、全レースファンが気になるところだろう。

タイムアタック請負人の谷口信輝選手が全力でアタック!

 タイムアタックを行なった結果、ベストタイムは「1分34秒864」でフィニッシュ。富士スピードウェイにおける、SUPER GT GT300クラスのコースレコードは今年の最終戦で52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT/川合孝汰選手が出した「1分34秒665」なので、わずかに及ばず。しかし、かなり接戦になることがわかった。

 2021年はどんなレースが楽しめるのか。今から期待しておこう。

 
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事