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7型で550gのウルトラモバイルPC「One-Netbook A1」に触った

2020年12月18日 20時00分更新

ディスプレー側を180度回転させてから折りたためば、タブレットモードに

タブレットモードへの変更もなめらか

 タブレットモードに変形できるのは本機のひとつのウリだが、ヒンジの硬さや剛性も十分で、数日触った限りでは、頑丈な印象を受ける。かなりラフに扱っても、破損はしないのではないか。

スタイラスと組み合わせれば、メモ取りなどもこなせる

 スタイラスは別売オプションだが、価格は3630円と比較的安価だ。本機の購入時は、ぜひ一緒に購入するといいだろう。

 2048段階の筆圧検知に対応するため、ペンの強弱もしっかりと読み取ることができる。ノート代わりにして電子メモ取るには十分すぎるスペックなので、ラフスケッチや簡易なイラスト制作といった用途にも活用したい。

常に持ち歩くPCとしてオススメ

ジャケットやコートのポケットにもギリギリ入るかも

 ディスプレーはIPSパネルを採用。視野角は178度なので、数人で覗き込むような使い方も可能だ。

 総評すると、ボディーの強度は十分、インターフェースは豊富で、ディスプレーの品質もいい。キーボードの打鍵感もサイズから考えれば十分によく、さらにタブレットへの変形、スタイラスとの併用にも対応している。

 UMPCが好きな人なら気になるであろうモデルだし、UMPCに対する情熱を持って開発されたPCだと思う。

 現在のモバイルノートPCは小さなモデルでも11.6型から13.3型あたりが主流だが、携帯するには、ある程度の大きさを持ったカバンが必要になる。

 ところが7型ともなると、サイズ感的には大きな財布程度になるので、ウエストバッグなどでも携帯できる。

 「出先でPCが必要になるかもしれないが、重い荷物を持って行きたくない」といったシーンで、念のためカバンに忍ばせておくといった使い方には最高だし、単純に、このコンパクトさに惹かれる人にも、ぜひ触ってほしいマシンだ。

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