大画面化やSuica対応、進化したソニーのスマートウォッチ「wena 3」をレビュー
ソニーはバックル型の新型スマートウォッチ「wena 3」を10月1日に発表、11月27日に発売しました。本体色やベルトの素材の異なる5モデルが用意されています。
「wena 3」のラインナップ
- 「wena 3 metal Silver」3万3000円
- 「wena 3 metal Premium Black」3万5000円
- 「wena 3 leather Premium Black」3万2000円
- 「wena 3 leather Brown」3万円
- 「wena 3 rubber Black」2万4000円
※価格はすべてソニーのFirst Flightの販売価格
以前から本シリーズは気になっていたのですが、とある理由から購入を見送っていたんですね。と言うわけで今回はwena 3の進化点にスポットを当ててレビューいたします。
一目瞭然の進化点は大画面の有機ELディスプレー。ここには最大で11文字×4行を表示可能で、メールの通知などでより多くの情報を表示できるようになりました。コントラスト比の高い有機ELディスプレーは、屋外での視認性も良好です。
wena 3のバンド幅はディスプレー部が20mm、ラグ幅が22mm、重量が80g。バックル部の厚みは最薄部6.9mm(最厚部実測10.6mm前後)。通常時の装着感は一般的な腕時計と変わりませんが、キーボードをタイピングするときには厚みが気になるかもしれません。
機能的にも大幅な強化が図られており、楽天Edy、iD、QUICPayなどの電子マネーに加えて、交通系ICカードのSuicaに対応。また音声アシスタントの「Alexa」に対応し、音声は再生されないものの、テキスト情報で天気、スケジュールの確認、スマートホームのコントロール機能などを利用できます。Alexaは新機能がどんどん追加されており、wena 3のAlexaも今後活用範囲がさらに広がっていくはずです。
活動ログ機能も充実。歩数、心拍数、消費カロリーに加えて、VO2 Max(最大酸素摂取量)、4段階の眠りの深さ、ストレスレベル、Body Energy(エネルギー残量)などを計測できるようになりました。
このほかにも、スマートロック「Qrio Lock」、紛失防止機能「MAMORIO Inside」に対応するなど大幅な進化を遂げたwena 3。手巻きのアナログ時計もスマートウォッチ化するガジェットとして、まさに完成形となったと言えます。
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