年内最後のD1グランプリは初開催のエビス西コース! TOYO TIRESは苦しい展開に
2020年12月07日 12時00分更新
【ピットウォーク】ファンとの交流は
昔の雰囲気に戻りつつある
TOYO TIRESの出展ブースでは、D1GPの練習走行日であった土曜日のピットウォーク時間帯に、今季初となるドライバーを含めたステージイベントを実施しました。ここではTOYO TIRESのサポートドライバー達によるトークショーのほか、プレゼント大会などが行なわれ、定刻になると大いににぎわいを見せるもの。ですが、コロナ禍により実施は延期され、プレゼント大会のみが実施されていました。短い時間でしたが、ファンの前で選手たちは楽しそうにトークする姿が印象的でした。
そんなTOYO TIRESの出展ブースを見ると、2週間前のオートポリス戦では見かけなかった黒い箱が。これはTeam TOYO TIRES DRIFTをサポートする工具メーカー「KTC」の工具セット。早速「お高いんでしょ?」と尋ねてみたところ、来年4月20日まで同社ウェブサイトで「2021 SK SALE」を実施中とのこと。ちなみに写真の「9.5sq.工具セット(チェストタイプ)[51点]」の場合、通常価格11万2810円のところ期間限定の6万9800円で提供中なのだとか。チームも使っているKTCの工具を愛車の整備にも! これはいい情報を聞きました。
ピットウォークもオートポリス戦に続いて実施。ピットロードの幅が狭いためか、オートポリスと比べて近い位置で選手と話をするファンの姿が印象的でした。D1では合同のサイン会を行なうなど、他のモータースポーツと比べてファンと選手の距離がとても近いイベントです。1日も早くコロナ禍が収束し、再びファンと選手が近い距離で交流できることを祈らずにはいられません。
そしてピットウォーク時間帯には、川畑選手のピットにSUPER GTの選手たちが表敬訪問。マシンの内部をカメラに納めたほか、ピットクルーなどに質問をする姿を目にしました。
今回のD1単走では、DOSS(D1オリジナル・スコアリング・システム)の計測エラーがなかったことも特筆すべきことでした。前戦のオートポリスでは結果が出るまでに時間がかかったほか、再走を求められる選手もいました。そのためピットウォーク時間が少なくなるなどの弊害がありました。
ですが、今回は計測エラーがなかったため、オンタイムでの競技進行が行なわれ、ピットウォークの時間が十二分に確保されました。運営側は2週間で新コースでの開催準備に加えてシステムの見直しをしたことは想像に難しくありません。今後も計測エラーのない競技運営を望みたいと思うとともに、今回の改善に拍手を送りたいと思います。
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