レノボは12月1日にTiger Lakeを搭載したモバイルノート2機種を発表した。コンシューマー向けのYogaシリーズで、スリムデザインの「YOGA Slim 750i Carbon」と「YOGA Slim 750i」で、ともに16対10の縦長ディスプレイを搭載している。
Tiger Lakeにカーボン採用で、ついに1キロ切り
画面はYOGA初の16対10比率に
上位モデルの「YOGA Slim 750i Carbon」は、その名のとおり、天板部に、ThinkPad X1 Carbonでも使われている東レ社製のカーボン素材を採用し、重量966グラムを実現している。
市販モデルのCPUは、i5-1135G7とi7-1165G7で、メインメモリは8GB(オンボード)搭載、SSDは512GBで、ディスプレイは13.3型 WQXGA IPS液晶 (2560x1600ドット)で、YOGAシリーズ初の縦横比率16:10ディスプレイを搭載している。表面は光沢なしで、明るさは300nit、ノンタッチだ。
サイズは幅295.9x奥行き208.9x厚み14.25mm(最薄部)で、インターフェイスはThunderbolt4×2、USB3.1のタイプC×1とヘッドセット端子とシンプルで、HDMIやSDカードスロットはない。バッテリーは4セルで14時間駆動、ACアダプターは65W出力ながら小型で166グラムとなっている。
インテルのEVO(エボ)認証をとっており、高速起動や高速充電を実現しており、また、米軍のMIL-STD-810Gに適合し、強度や防塵性能を備えている。
ボディカラーはムーンホワイトのみだが、3層サーマルコーティングにより指紋がつきにくく、防汚を実現している。
同時発表の「YOGA Slim 750i」は天板がカーボンではなくメタルで、そのぶん重量は1.21キロと重くなっているが、スペックはCarbonとほぼ同じで、CPUはi5-1135G7のみ、SSDは256GBでディスプレイはノンタッチだが光沢がある。こちらのボディーカラーはシルバーだ。
販売価格はCarbonが税別14万4800円からで12月4日発売、750iが12万9800円からで、12月18日に発売となる。
また、レノボは、海外ではすでに発表となっている「YOGA Slim 950i」と、「YOGA Slim 750i Pro」についても、後日日本でも発売すると公開した。
950iは天板が革張り、タッチパッドがハプティック式の高級モデルで、液晶は14インチ、ProはTiger Lakeに加えGeForce MX 450を搭載したグラフィック強化モデルである。
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