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『ラーメン発見伝』『らーめん才遊記』『らーめん再遊記』を読み込むと見えてくる

ラーメン漫画「あるある」をリアルで再現するラーメンWalkerキッチンで食べる&読む

2020年11月30日 11時00分更新

ラーメンWalkerキッチンで提供される、「麺や 七彩 feat.山崎雄介」の「醤油ラーメン」。この美しいフォルムよ……

漫画でも困難だった1000円超えに現実で挑戦!
美味いラーメンは“壁”を超越する

 ラーメンが大きな人気を博し、店舗が増えその味も多岐にわたるにつれて何度となく話題に上がってきたのが「ラーメン1000円の壁問題」だ。『らーめん才遊記』でもラーメンハゲが語っているが、もともとラーメンは安い素材を使って素早く提供されるリーズナブルな食べ物という印象が強い。

 しかし、良い素材を使ってより美味しいラーメンを提供したい、さらに店舗イメージもラーメンの味に沿ったものに……というようなムーブメントが大きくなるほど、ラーメン1杯のコストは高くなる。それでも1杯で1000円を超えるラーメンの継続提供は厳しいとされてきた。“安い国民食”という古いイメージを持ち続けるお客が1000円超えのラーメンを受け付けにくいためだ。それが「ラーメン1000円の壁」と呼ばれる。

 一方、ラーメンWalkerキッチンでは2020年11月17日から12月末まで第1弾店舗として出店している「麺や 七彩 feat.山崎雄介」にて取材日に提供されていたラーメンは「醤油ラーメン」なのだが、その提供価格は1200円。食券購入時に麺量が並・中・大と選択できるが、価格はすべて同一。そして、ひと口食べてみれば1000円超えも頷ける美味さなのだ。

縮れた多加水麺をリフトアップ。スープをまとって口中を満たしていく

 「麺や 七彩」は東京・八丁堀に店舗を構えるラーメン店で「無化調」ラーメンにこだわっている。ラーメンWalkerキッチンにおける醤油ラーメンも当然ハイクオリティー。スープは鶏と魚介の絶品ダブルスープで、隠し味として鹿の骨から取ったスープも使われているとか。乗っているチャーシューは「バラ肉」「モモ肉」の2種。極細のメンマと丁寧に刻まれたねぎが味のアクセントとなっている。

 食べ始めると無心になり、いつの間にかスープを飲み干してしまう。1000円オーバーでも納得の美味さだと筆者は強く思う。今後もラーメンWalkerキッチンでは、業界の未来を切り拓くためにチャレンジングな試みを続けていくという。現にオープニングウィークに登場した「MENSHO」は「A5和牛醤油らぁめん」を2000円、200杯限定で提供したというが、あっという間に完売したとのこと。

 この「美味さを磨き続ければいつかラーメン1000円の壁も打破できる」ということは、『らーめん才遊記』の中でも何度か触れられていて、奮闘するラーメンハゲたちの姿が描かれている

『ラーメン才遊記』第7巻より。ラーメン1000円の壁に悩むラーメンハゲ(芹沢)だが、それを打破する存在として汐見に期待する

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