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『ラーメン発見伝』『らーめん才遊記』『らーめん再遊記』を読み込むと見えてくる

ラーメン漫画「あるある」をリアルで再現するラーメンWalkerキッチンで食べる&読む

2020年11月30日 11時00分更新

日替わりで有名店の極上ラーメンが食べられる
そんな漫画みたいなお店なんて……あった!

 ラーメンWalkerキッチンは、日本各地の有名ラーメン店が随時入れ替わりで出店する「ライブハウス型」の店舗だ。設備が整った店舗に有名ラーメン店の店主をブッキングするといえばわかりやすいだろうか。基本的に店舗に変化はなく、提供する店主と提供されるラーメンがどんどん変わっていく。

 また、週末など折々でほかのラーメン店とコラボしたラーメンが提供されるようなイベントも発生するなど、まさに見逃せない“ラーメン劇場”が展開されるのだ。

 じつは『ラーメン発見伝』および『らーめん才遊記』でも、有名店が出展するテーマパークやフェアが登場する。才遊記では、なぜかテーマパークで苦戦してしまう老舗を立て直すために悪戦苦闘する主人公たちの姿が描かれる。エピソード内でラーメンハゲが解説する老舗苦戦の理由は、ラーメンファンなら「それな!」とうなづくこと間違いなし。そして天才料理人でもある主人公が打ち出す解決策も「そうきましたか(笑)」とニンマリできるクレバーな内容。ラーメン大好き人間たちのツボを心得ている漫画なのだ。

『ラーメン発見伝』第20巻より。仕事で津軽ラーメンフェアを開催した主人公・藤本。美味いラーメン店を集結させたフェアを開催した

『らーめん才遊記』第3巻より。少数精鋭の有名店を出店させるラーメン施設「ラーメン完食街」が登場。こういった施設は東京駅の「東京ラーメンストリート」など全国各地に存在。名店を期間限定で出店させるラーメンWalkerキッチンの営業形態に近いものがある

 期間限定の特設イベント会場にて地方の有名ラーメン店が同時出店することや、「ラーメン博物館」のように複数の店舗が集結するような施設はあるが、1つの固定された店舗に入れ替わりで有名店が限定出店するラーメンWalkerキッチンのような施設は全国的にも珍しい、稀有な存在といえるだろう。2020年11月6日から15日まで開催された「オープニングウィーク」では、日替わりで超有名店舗が極上のラーメンを提供し、そのイベント性を大いにアピールした。

 こうした「全国の人気ラーメン店が限定出店する施設」「人気ラーメン店の店主が日替わりで登場して毎日異なるラーメンが食べられる店舗」と言えば、『ラーメン発見伝』『らーめん才遊記』にも登場する。

『らーめん才遊記』第11巻より。女性スタッフのみで365日日替わりの創作ラーメンを提供する店舗「麺屋なでしこ」を作り出した主人公・汐見ゆとり。『才遊記』の大団円であるが、その店舗スタイルはラーメンWalkerキッチンのコンセプトにもつながる

 特に、才遊記の最終巻に登場した、365日日替わりラーメンを提供する「麺屋なでしこ」は、ここに至る11巻分の主人公の活躍と友情が詰まっている夢のオールスター店とでも言うべきもので、第1巻から読み続けた読者には感慨深いものがある。

 『ラーメン発見伝』『らーめん才遊記』で紹介されているこれらの店舗イメージは、まさにラーメンWalkerキッチンが体現しているわけだ。

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