週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「三菱地所のレジデンスクラブ」会員が対象

NearMeと三菱地所、AIを活用した都市型MaaSの実証実験を開始

2020年11月16日 18時00分更新

 NearMeと三菱地所は11月16日、「三菱地所のレジデンスクラブ」会員を対象に、独自のAIを活用したオンデマンド型シャトルを相乗り利用できる新サービス「nearMe.Town」の実証実験を開始した。

 nearMe.Townは、エリア内の希望の発着地点を予約することで、オンデマンド型シャトルを相乗りで利用できるサービス。AIが複数人の輸送に最も効率的なルートを選択するため、通常のタクシーよりも低価格で利用できるという。

 本実証実験では、対象者に無料でサービスを使ってもらい、ニーズや効果を検証する。実験期間は2021年2月15日までを予定している。実験結果などをふまえて、新しいモビリティーサービスとして事業化を目指すとのこと。

 対象者は、該当2エリア(①中央区・江東区、②目黒区・世田谷区・渋谷区)内に居住する、三菱地所のレジデンスクラブ会員(ロイヤル・プレミアム)など、各エリア先着約500名(対象者にはチラシの配布やメールマガジンを配信している)。

 サービスの利用時間は7時00分~20時00分。発着点はそれぞれ、中央区・江東区の居住者が中央区/江東区/千代田区/港区内、目黒区・世田谷区・渋谷区の居住者が目黒区/世田谷区/渋谷区/港区内。

 サービスの利用はオンラインでの事前予約制で、利用日の前日15時00分までに予約する必要がある。対象者は何度でも利用可能だ。

 なお、新型コロナウイルス対策として以下の7点を実施する。

 1.乗車中の車内換気の徹底
 2.運行前の全乗務員の検温とマスク着用
 3.乗車時のアルコール消毒
 4.前日までに乗車する利用者を決定し、感染者が出た場合は早急な対応をとる
 5.降車後の清掃時、利用者が触れる箇所にアルコール消毒を実施
 6.乗車する利用者同士が隣接しないよう、少人数/大型車で展開
 7.乗車する利用者にはマスク着用を呼びかけ

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります