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ドコモ、事故時に自動で通知するLTE通信機能付きドライブレコーダーとサービスを提供

2020年11月13日 14時50分更新

 NTTドコモは13日、LTE通信機能を内蔵したドライブレコーダーを用い、事故の際などに家族のスマホに通知したり、映像をクラウドに保存して、他機器からも確認できるサービス「ドコモ ドライバーズサポート」を11月18日に開始すると発表した。対応ドライブレコーダー「ドコモドライブレコーダー DDR01」も合わせて発売する。

ドライブレコーダーがネットに繋がって、事故時の映像を自動アップしたり、家族に通知する機能もあるドコモの新サービス「ドコモ ドライバーズサポート」が開始

ドライブレコーダーにLTE機能搭載
事故時の映像を自動でクラウドにアップし、スマホにも通知

 ドコモ ドライバーズサポートおよびドコモドライブレコーダー DDR01では、通常のドライブレコーダーとしての機能のほか、運転中や駐車中に衝撃を検知した際に映像を自動録画。その動画をクラウドに保存するとともに、スマホアプリに通知する。また、あおり運転に遭った際など、ドライバーが緊急事態を感じた際にボタンを押すことで、やはり映像を録画して、クラウドへの保存や通知を行なう。

衝撃を検知すると自動で映像を記録して、クラウドへのアップや通知を行なう

専用アプリはAndroid/iOSに対応

 そのほかにも、ドライブレコーダーの位置をスマホ上でリアルタイムで確認したり、急ブレーキなどの問題のある運転の記録、交通情報の表示などの機能もある。また、録画した映像はSDカードを抜かなくても、Wi-Fi接続でスマートフォンから確認することも可能。

現在の位置情報の確認機能なども

 ドコモドライブレコーダー DDR01はJVCケンウッドとの共同開発により提供され、LTE通信機能とeSIMが内蔵されている。本体サイズは約65×101×46.5mmで、2.95型液晶を搭載。145度の画角を持つカメラは400万画素で、記録時は約200万画素。128GBまでのmicroSDXCカードが利用できる。後方を撮影する「DDR01 セカンドカメラ」もオプションで用意する。まずはドコモショップで取り扱いするが、今後は大手ECサイトやカー用品店、ドコモオンラインショップにも拡大予定。

JVCケンウッドと共同開発した「ドコモドライブレコーダー DDR01」

 ドコモ ドライバーズサポートの利用には、サービス利用料(月300円、以下いずれも税抜)と専用のデータ通信プラン「ドライバーズサポートプラン」(2年契約時は月400円、無し時は月800円)への加入が必要となる。

 ドコモではサービスの利用イメージとして、危険運転やあおり運転などが社会問題となっているなか、運転歴が短い子供世代や高齢になった親世代など、家族による運転に不安を持つケースが増えており、そうした不安の解消につながるとしている。

 なお、今回のサービス開始に合わせて、実際のサービスを利用して、アンケートに協力できるモニターを200名募集。また、ドコモドライブレコーダー DDR01とDDR01 セカンドカメラを購入し、サービスに契約した先着2000名にdポイントを1万ポイントをプレゼントする「ポイント還元キャンペーン」も実施する。

 
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