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CureApp「治療アプリ」の公的医療保険適用を中医協が了承

2020年11月11日 17時30分更新

 CureAppは11月11日、ニコチン依存症を対象とした治療用アプリである「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」(CureApp SC)が中央社会保険医療協議会(中医協)より了承を得たと発表した。12月1日より保険収載される。

 CureApp SCは禁煙外来で治療を受ける患者に対し、院外での治療補助するために医師から処方される医療機器。患者アプリと医師アプリ、COチェッカーの3つで構成される。患者アプリでは個々の患者の治療状況や体調などに合わせて個別化したガイダンスを適時提供。在宅や勤務中など医療者の介入が難しい「治療空白」期間をアプリが支援することで、禁煙継続率の向上が期待される。

 保険適用決定区分は「C2(新技術)」とし、新医療機器の保険収載において適用される保険適用区分のひとつとなる準用技術料が適用。準用技術料は、在宅療養指導管理料のC110-2の導入期加算を準用しての算定(140点/1400円)、在宅療養指導管理材料加算のC167を準用(4回分)しての算定(2400点/2万4000円)となる。

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